マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

北海道は建物に厳しい地域です。6

バルコニー手すり支柱根本の爆裂を図解してみます。

1枚目

春、秋に手すりの支柱内に結露等によって発生した水が根本に溜まります。

冬季間にその水が凍結し膨張して、支柱周囲のコンクリートを壊します。

2枚目

支柱の根元に穴を開けて、樹脂を注入すると、

結露した水が、外にでるので、凍結膨張、爆裂を防ぐことができます。

図1 - コピー

図2 - コピー


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建物調査で見つけた、関東地方ではあまり見ることができない劣化ですが、これらを適切に直すことが、大規模修繕の一つの目的になっています。

例えば、バルコニー手すり支柱根本の爆裂

写真のように、支柱の根元に穴を開けて、樹脂を注入すると、再発を抑えることができます。

このような劣化が生じる原因は、手すり支柱内に結露等によって発生した水が根本に溜まり、その水が冬季間に凍結し膨張して、支柱周囲のコンクリートを壊します。

そのため、手すり支柱内に水が溜まらないように穴を開けて、樹脂を注入します。

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図2

2



北海道は建物に厳しい地域です。4

昨日お話しした、手すり支柱の根元の結露水ですが、手すりの根元だけではなく、その下の部分も破壊してしまいます。

写真は、手すり根本の下部の笠木が凍害によって、破壊された状況です。

タイルの周囲が破壊され、今にも落下しそうな状況でした。

幸いにも、破壊部分の下部は、屋根でしたので、容易に破壊部分を撤去することができましたが、高層部にあると、チェックも撤去も困難となります。

チェアゴンドラでチェックした部分にも、大きなコンクリートの塊が浮いている部分がありました。

こちらのマンションは2回目の大規模修繕です。

1回目の大規模修繕での手すり支柱根本の修繕が不十分だった可能性があります。

やはり、北海道のマンション大規模修繕は、北海道の気象状況と建物の特性、大規模修繕をよく理解している設計事務所、施工会社に依頼された方が良いと思います。

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北海道は建物に厳しい地域です。3

調査を行っていますが、寒冷地ならではの劣化が多数あります。

バルコニーの手すり根本の劣化です。

原因は、手すりの支柱が中空なため、結露で支柱内に水が溜まりそれが凍結して、支柱が埋め込まれた周囲のコンクリートを破壊(爆裂)します。

支柱内で水が凍結膨張して支柱までが膨らんでしまいます。

寒冷地特有の劣化です。

ほとんどのマンションでは、このような症状が出た場合は、1回目の大規模修繕の時に補修します。

15年ほど前から、工法が大きく変わり、このような劣化はほとんど見られなくなりました。

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現場監理もしています。

建物調査診断、現場見学会の隙をついて工事監理を行っています。

工事は仕上がってしまうと、たとえ不良工事であっても、それらしく見えます。

それを防ぐためには、仕上げ工事に入る前に、現場へ足繁く通い、コンクリートの下地補修状況をチェックします。

又、シ―リングについても、シーリングを撤去しないで、上塗りをしてごまかす会社が未だにあるようです。

シーリングが確実に撤去されていることを確認する必要があります。

施工会社任せ、管理会社任せにした場合専属の大規模修繕技術者がいない限り、このようなチェックは難しいと考えるのが、普通だと思います。

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