マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

自主検査を行っている現場2

設計事務所検査を行う前に現場検査を行って、手直しをしている現場はチェックも少ないというお話をしました。

施工会社が「適切に自主検査を行っていることを確認する」現場では施工会社検査のチェックテープがたくさん貼ってあります。

この現場はオレンジ色のテープが貼ってあります。

バルコニー床面だけではなく、壁面塗装についても自主検査でチェックをしています。

「パ」と記入があるのは、パターンに問題があることをチェックしています。

設計事務所の検査は黄色テープです。

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自主検査を行っている現場

設計事務所検査でチェックテープがたくさん付く現場は多いです。

私はウンザリするだけではなく、ちょっと悲しくなります。

その一方、それほどつかない現場もあります。

2つの現場は何が違うのか?

設計事務所検査を行う前に社内検査だけではなく現場検査も行って、手直しをしている現場はチェックも少ないです。

指摘を受ける前に写真の様にウレタンの不具合を手直ししています。

元々設計事務所検査は、工事のダメ出しのために行うのではないと考えています。

本来の位置付けは施工会社が「適切に自主検査を行っていることを確認する」検査と考えています。

北星はできるだけ多くの所員がバルコニー検査に参加して、全戸のバルコニーの工事品質が一定に保たれるように「適切に自主検査を行っていることを確認する」検査をします。

そう考えて頂ければ、設計事務所検査段階で、まだチェックテープがたくさん付くことは、現場として恥ずかしく感じてもらいたいですし、こちらの思いが現場監督に通じなかったことは悲しくなります。

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なぜ、チェックテープたくさんを貼るのか?

答えは簡単です。

チェックテープを貼らないと直らない事があるからです。

口頭で現場監督に指示を出しても、直らないという可能性があります。

その原因は、現場監督が職人さんに適切に指示を出せない為です。

この現場も現場チェックを行うたびに、

「ウレタンの状況が良くない」と現場監督に何度か伝えていましたが

設計事務所検査までに指摘された問題点を修正した痕跡はありませんでした。

出来が悪い部分に仕上がりのトップコートを塗ってしまった部分もありました。

「悪い部分はいずれにしても検査で指摘を受け修正を掛けるのだからその時に一緒に直せば良い」

と考えているのかもしれません。

このようなことがあると、現場監督のことが心配になります。

そのため「どこの何が問題なのか?」が実際に手直しを行う職人さんまで伝わらない可能性があります。

生じている問題を正確に職人さんまで伝えるためにチェックテープを貼ります。

このチェックテープがあれば、誰の目にもその部分に問題があることは明白になります。

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今年もチェックテープ貼りの季節到来

今年も仮設足場解体前検査の季節となりました。

大規模修繕工事も終盤に差し掛かり仮設足場解体前に設計事務所検査を行います。

靴カバーを履き、膝宛てを付けてすべてのバルコニーに入り検査を行いますので、手の空いているというより、都合が付く所員は全員参加です。

その際に是正指示箇所にマスキングテープを貼っていきます。

設計事務所検査に先立ち、施工会社の現場検査、社内検査を行うように現場には指示をしています。

しかしながら、現場検査、社内検査が緩いと設計事務所検査で莫大な量のチェックテープを貼ることになります。

仮設足場解体前に入居者にもバルコニーの状況を見てもらいます。

それまでに是正指示部分を直すのか?もしくは入居者のチェックを含めて是正するかは現場に任せていますが、いずれにしても現場には、結構大変な作業となります。

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設備改修工事が着工

7月から設備改修工事の監理がスタートしました。

最初に居住者用の掲示板の掲示内容、廊下の養生、加工場、搬入材料の確認を行いました。

その後、地下のピットに入り、地中梁を新設の給水管が貫通するので、コア抜き工事に先立ち貫通ケ所の鉄筋探査の確認を行いました。

地中梁をコア抜きする時に梁の主筋やあばら筋といった鉄筋を切断しない様に必ず鉄筋探査を行うように設計の中に盛り込んだり、立ち会うことが重要になります。

設備工事の設計工事監理は設備設計会社に依頼するのが普通と考える方も多いと思います。

しかしながら、大規模修繕工事に限っては、掲示物の内容確認やコア抜き位置の確認だけではなく、工事計画段階での組合員説明資料の作成、説明等は建築の大規模修繕工事のノウハウが必要になります。

今回も設備設計者に協力をお願いしておりますが、工事計画説明会資料は弊社が完成させ、工事計画の説明は私が行っております。

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