マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2008年工事の物件の調査 その1

只今16年前に大規模修繕工事を行った物件の調査をおこなっております。

意外なことに大きな劣化は見られません。

この物件は調査終了後設計に入りどんなに急いでも2026年工事となる予定ですが、その場合工事の工事周期は18年となります。

通常、大規模修繕工事から12年経つと劣化が目立ち始め、遅くとも15年目には誰の目にもすぐにでも大規模修繕工事の実施が必要なくらい劣化が目立ってきます。

実はこの物件、私が前職で営業、調査診断、設計監理を行った物件です。

今回設計事務所を決めるヒヤリングの時もその当時の修繕委員の方が何人かいらっしゃいました。

これだけ建物の劣化が少ない理由は、残念ながら設計事務所の力だけではないと思います。

正直に言えば、施工会社の力が大きいと思います。

パソコンが・・・

更新が遅れております。

調査もありましたが、パソコンがダウンしてしまい、新しいパソコンに入れ替えました。

データはバックアップしておりましたので、問題はありません。

組合員参加の1年目検査

今週の竣工1年目検査には理事・修繕委員の立ち会いがありました。

通常、竣工1.3.5年目検査は平日に行われることが多く、なかなか理事・修繕委員の立ち会いはありません。

かと言って、土日に竣工1.3.5年目検査を行えば、理事・修繕委員が必ず立ち会うかと言えば、そんなことは全くありません。

そもそも2024年問題で土曜日はまだしも日曜・祝日に施工会社、設計事務所の会社員が働くと代休を取らせなくてはならないことになってしまい、この人手不足の現場最盛期に果たして代休が取れるか?と言えば、全く無理な現状があります。

このように竣工1.3.5年目検査は平日に行わざるを得ない「大人の事情」もあります。

現役をリタイヤされた理事・修繕委員の方は竣工1.3.5年目検査に立ち会われた方が良いかと思います。

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酷暑の中の1・3・5年目検査

今週位から春工事の竣工後1年・3年・5年目目検査が行われます。

現場監督が今年担当している春工事が一段落付いたため、秋物件が本格的にスタートする前のこのタイミングで実施する事が多いようです。

昨日は、午前と午後に一軒ずつ1年目検査・3年目検査を行いました。

何といっても今年一番の酷暑の中で皆汗だくになりました。

頼みのファンベストも内部に生ぬるい外気が入ってくるだけです。

屋上に上がって点検をしますと、躯体のひび割れや通気管のサビ、ウレタン防水とシールの剥離、ウレタン防水の減耗が見つかりました。

これらの保証による補修対象となる不具合部分は、写真と記録をまとめ、後日管理組合に報告し補修を行います。

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夏の新兵器

昨年から導入しているファンベストです。

真夏の建物調査、検査等に着用しています。

快適です。

最近では、ファンベストにすっかり慣れてしまったせいか

ファンベストなしで屋外にいると、熱中症の危険を感じます。

調査でなくとも、エアコンのない部屋で管理組合様との打合せをするときは

ファンベスト着ていきたくなります。

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