マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

竪穴区画の重要性

京都のアニメーション会社がガソリンによって放火され多くの尊い命が失われました。

大変残念なことです。亡くなられた方のご冥福、傷ついた方の一日も早いご回復を祈ります。

建築用語で「竪穴区画」と言っている上下階をつなぐ階段に火や煙が入らないようにする防火区画の大切さを痛感させられました。

今回の火災の詳しい状況は分かっていませんが、多くの方が屋上に繋がる階段で火災による一酸化炭素中毒で亡くなられたようです。

本来、建物の中で上下階をつなぐ階段は避難のための経路ですから、防火性と遮煙性のある区画で守られている安全な場所のはずです。

しかし、今回のアニメーション会社では、上下階をつなぐ階段が安全区画とならずに多くの方が尊い命を失ってしまいました。

皆様の暮らすマンション、働くオフィスにも上下階をつなぐ階段があると思います。

万が一の火災発生時に階段の扉がきちんと閉まり、防火性と遮煙性が保たれ、階段が安全区画となることを確認してください。

管理組合の検査

3月から着工した物件はそろそろ工事の完了が近づいてきました。

仮設足場を解体する前に設計事務所による全面的な最終検査を行っています。

北星一級建築事務所は、一番工種の多いバルコニーには全戸立ち入り調査を行ないます。

もちろんその前に施工会社が自主検査を行っています。

更に居住者の皆様に自分のバルコニーの出来具合を見て頂き、問題箇所を直すようなアンケートを実施しています。

[最終的な確認]として組合検査をお願いしております。

管理組合検査=確認を行ったあとに仮設足場の解体を行います。

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秋工事の工事説明会

先週から秋工事に向けた工事説明会が始まっております。

7月に入ると更に2件の工事説明会があります。

どこのマンションも多くの居住者が参加して関心の高さが伺えます。

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構造スリット問題

本日 NHKニュースでマンションの構造スリット不備について報じられていました。

https://www3.nhk.or.jp/shutoken-news/20190622/1000031742.html

構造スリットは本格的に導入されてから20年程度と日が浅く、導入初期の頃は、どの様に工事を行えば良いのか充分に理解されないまま施工せざるを得ない状況もあり、工事現場でも戸惑いがあったようです。

私自身も大規模修繕工事の現場で構造スリットの施工不良に遭遇しましたが、意図的に施工不良を起こしたのでは無く、工事中に想定していなかったトラブルから不良が発生したという印象を受けました。

しかしながら、問題は発生した施工上の不良を適切に修正しないまま、次の工程に進んでしまった事だと思います。

私が経験した構造スリット問題はこのブログでも2013年1月30日から3回に渡ってお話ししています。

構造スリット あるマンションで起きた本当に怖い話

http://daikiboshuzen.net/archives/51829776.html

無題32

本日の現場見学会は中止です。

本日午前10時から現場見学会を計画しておりましたが

あいにくの雨と雷のため、参加者の安全を考え中止としました。

今日の札幌は早朝からの強い雨と雷鳴で目が覚めるような天候でした。

たとえ一時的に雨が上がっても仮設足場は鉄板のため足場の上の雨で参加者が転ぶ危険性があるためです。

又、雷の可能性もあります。

楽しみにされていた、居住者な方もいらしゃると思いますが、安全第一で出した結論です。

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