マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

現場見学会の内容 

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塗装について

塗装の役割は建物に色を付けるだけではなく、
最大の目的は建物のコンクリートを劣化
の原因となる酸素、水、紫外線から守る
ことです。

コンクリートは何年も時間を掛けて固まって
行きます。コンクリートは固まるときに若干
ですが収縮します。

するとどうしてもコンクリートの表面に細い
ひび割れが発生します。巾が0.2ミリ未満の
ヘアラインクラックといわれるものでひび割れの
巾が0.2ミリ未満であれば、空気も水も通さない
と言われています。

ひび割れが、広がり0.2ミリ以上となると空気、
水が入ってきて、コンクリートの中性化が進行
してゆきます。

コンクリートが中性化するとコンクリート内部に
ある鉄筋が錆び始め、建物全体の劣化が進みます。

今回外壁の塗り替えに採用した塗料は、厚塗りの
弾性タイプです。

塗装は1度に塗らず下塗り1回、上塗り2回と
計3回に分けて塗ります。
最初に白色の下塗り材を塗ります。

この塗装は、弾力性があり、コンクリートの
表面に新たなひび割れが生じてもそれに追従し
塗装保護材となってコンクリートのひび割れの
内部に空気、水紫外線を通しません。

硬い塗料ですとコンクリートの表面にひび割れ
が生じると塗料が追従できずに割れてしまい
コンクリート内部に空気、紫外線、水が入ります。

塗装には10年間の保証をつけています。

写真は見学者の方が塗装の表面に爪を立て塗料の
柔らかさを確認している様子です。

現場見学会の内容 

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バルコニーの工事

バルコニーの工事の順番は大まか書くと

(斌漫天井面の下地補修、シーリング

∧斌漫天井面の塗装

床面の補修

ぞ果未離Ε譽織麕豹

といったように上から順番に工事
が行われます。

バルコニーにはすでにウレタン防水
が施工されていましたが、劣化が進んだ
ため今回2仭し塗りします。

写真はウレタン防水が仕上がった状況です。

ウレタン防水はコンクリートや
既存のウレタン防水との密着が良いため
大規模修繕のバルコニー防水では最も
よく使われる材料です。

ウレタン防水は平滑に仕上がり
ゴム状になりますのでひび割れにも
追従し高い防水性能を発揮します。

ただし、柔らかいため傷が付きやすい
ので、使用には注意が必要です。

又、ウレタンは固まる前は、液状なので
水平面の厚さは確保しやすいのですが
垂直面の厚さの確保が難しいところが
難点です。

厚みが2ミリですので、防水をする部分の
表面にゴミがあると、その部分だけ
薄くなってしまい均一に仕上がりません。

今回は非常にきれいに仕上がっています。

屋上防水

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エレベーターで屋上に上がりました。

写真の屋上防水(床)は3色の帯に
なっています。

右から既存防水の上に活性化材
を塗ったもの(黒くなっています)

中央が一層目のアスファルト防水シート
を貼ったもの

左が二層目のアスファルト防水シート
を貼った状態です。(灰色です)

アスファルト防水シートは融けた
アスファルトを接着剤としてシートの
下に流しながら貼ってゆきます。

熱で溶かしたアスファルトを使うので
アスファルト防水熱工法と言われます。

熱工法のほかに、アスファルトシート
の裏に工場でアスファルトを予め裏打ち
したシートの表面をガスバーナーであぶり
裏面のアスファルトを溶かして貼る
アスファルト防水トーチ工法があります。

どちらも大規模修繕で多く使われる工法です。
両者を比較すると、工事の確実性の面から
私は熱工法を選ぶ例が多くなりました。

熱工法は接着剤となるアスファルトを工事
現場の屋上にカマを設置して溶かすので、
煙とニオイが出るため、以前は居住者が
住みながら行われる大規模修繕工事や
住宅地内には向かないと言われました。

しかし、接着剤となるアスファルトの
改良とアスファルトを溶かすカマの改良に
よって、煙とニオイが大幅に抑えられ大規模
修繕工事に広く使われるようになりました。

現場見学会の内容 

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集会室での説明を終え外に出て、まず、バルコニー
下地補修のマーキングについて説明しました。

マーキングは仮設足場を掛け外壁面を高圧水で洗浄
したあとに最初に行う作業です。

全ての外壁を再度調査し、ひび割れは巾に
より3色に分けます。
爆裂、塗装はがれをチェックします。

以前のブログでも紹介しましたが
これが実際のマーキングです。
遠くから見ると抽象画のようです。

黄色が巾0.2ミリ未満のひび割れ
でエポキシ樹脂の刷り込みで補修

赤が巾0.2ミリ以上1.0ミリ未満の
ひび割れでエポキシ樹脂注入をおこないます。

今回は、既存塗膜の上に塗装を行うことと
注入量をコントロールしやすいダイレクト
シール工法を採用しています。

巾1.0ミリ以上のひび割れはありませんでしたが、
通常はUカットシール工法の補修となりますが
塗膜を全面はがさない場合の採用は要注意です。

Uカット周囲の処理が悪いと後日塗装面にUカット
の跡がミミズバレのように浮き出てきます。

赤丸が爆裂、ポップアウト、青は塗装のはがれです。

このマーキングに従って職人さんがどんどん
補修工事を行います。

予めマーキングがないと非常に作業効率が落ちます。

私は、マーキング状況を図面に書き写したものと
現場の状況を見比べながら、下地補修の状況。補修
忘れの確認と補修数量のチェックを行います。

5.17現場見学会の内容 

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5月17日(土)に実施された現場見学会の
様子を何回かに分けて報告します。

外部の管理組合の方も参加されているので
最初に管理組合から集会室をお借りして
スライドで大規模修繕工事の概要と工事着工
から今までに行われた工事についての説明を
しました。

こちらのマンションは住棟が5棟に集会室
があるため、2ヵ年計画の大規模修繕工事です。

々事の範囲と区分について

工事のおおまかな工程について

9期を短くするための工夫

っ綛前の準備工事について

ゲ樟澤弉

Π汰慣弉

防犯計画

┣蔀歪敢

各種試験施工

工事監理の状況

について説明しました。

ヘルメットと軍手を参加者の
皆さんにお配りして
工事現場へと出ます。
(明日へ続く)
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