マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

全面調査をしなくても問題は無いか

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先週の続きになります。
タイルの建物に限らず、建物調査
を全外壁、バルコニー面に行うかべきか
部分抽出調査で大丈夫か?
悩ましいところです。

私の経験では部分抽出調査で充分です。

しかし、組合さんによっては、多大な
費用を掛けてでも、ゴンドラを掛けて
全面調査をして欲しいといわれます。

もちろん、全面調査を勧める調査会社や
設計事務所もいます。それもひとつの正解
には違いありません。

しかし、大切なのはコストパフォーマンス
考えることです。

経験があれば、全面調査を行わなくても
部分調査だけで、信頼性の高い調査診断結果
を出すことが出来ます。

調査診断の信頼性は、部分調査による劣化
数量と工事が終了したときの、施工数量の差
が少ないだけではなく、劣化原因を探明して
最良の修繕提案を行う能力です

全面調査を行っても、信頼性の高い調査診断
結果が出るとはかぎりません。

ただ、調査だけに多大な費用を掛けるだけ
ではいけないということです。

よく、聞かれるのですが、調査対象以外の
部分を修繕しないわけではありません。

工事のときに全面足場を掛け再調査を行い
ますから、劣化部分は全て修繕を行います。
写真は、工事時の調査表です。

工事予算の中に予備費を取っておけば
工事のときの調査によって判明した劣化
部分の修繕が出来ます。

日曜日くらいは仕事を離れ・・・

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これから土日は仕事からちょっと離れ
大規模修繕以外のこと
主に趣味のことについて書きます。

写真は支笏湖の朝焼けです。

大学を卒業後東京で就職し資格を
取りUターンしてきた30歳前から釣り
にはまりました。

主に淡水魚マスの類が釣りの対象です。

車の運転が嫌いで東京で就職してから
ずっとペーパードライバーでしたが、
釣りをやりたいために車を買いました。

アウトドアに興味がなかったのですが
釣りキャンプも始めました。

道具もエサ釣りからルアー、フライ
へと次々に変わりました。

エサ釣りは魚がいれば、100%反応が
あるのですが、ルアーやフライは
魚がいてもこちらにテクニックが
ないと魚は見向きもしてくれません。

そのため、ルアー、フライを始める
ときは、必ず魚がいると分かっている
釣堀で練習をしました。

とはいっても、本で勉強して釣り掘り
に行っても、簡単に魚は釣れません。
釣掘りでボウズという日が続きました。

何度か通うと釣堀のご主人や常連さん
と仲良くなり、道具の選択や釣り方
を教えてくれるようになり、何とか
人並みに釣れるようになりました。

本で勉強したからと言ってそれだけで
上手くできるわけではありません。
何事も分からないことは、分かる人に
頭を下げて聞くことが大切です。

大規模修繕も同じことです。
(結局、仕事から離れられませんね)

今日の現場見学会は終了しましたが

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これからあと2週間 
弊社の現場見学会は続きます。

今年から現場見学会に参加して頂いた
方にアンケートをお願いしています。

「工事がよく理解できた」
「たいへんよかった」
「大変参考になりました」
という感想が多く

他の組合からの参加者からは

「自分のマンションの場合を想像
するときに役に立つ」

「工事方法、組合員への伝達方法が
参考になりました」

という感想を頂いております。

大変ありがたいご感想です。

施工者共、現場見学会をやって
よかったと感じております。

アンケートにも書かれていましたが
「百聞は一見にしかず」ですので、
ご遠慮なさらずに申し込みください。

外壁タイルの建物の高所の調査

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昨日のブログで書いた方法だけでは
建物の1階部分だけの調査となり不安
だな・・・と思われた方はいませんか?

実は私たちも不安です。

広範囲のタイルの浮きが建物の上階に
集中して発生した例もあります。

かといって、ビルの窓の掃除用の
ゴンドラを借りて、全面的に調査
を行うと、莫大な費用が掛かります。

100戸のマンションですと約200万
掛かります。

そのため、写真のようなチェア
ゴンドラと呼ばれる機械を使って、
部分的に建物の1階から最上階まで
の外壁タイルの調査を行う方法を
お勧めしています。

階数が低い建物の場合は高所作業車
を使う方法もあります。

高所のタイルの部分調査は2日間で
10〜15万掛かります。

タイルは貼る時期や職人さんの腕
によって浮きの数量に大きく差が出る
ため、1階部分の調査結果だけでは
不安が残ります。

外壁タイルの建物の調査

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タイルのひび割れは、建物の低い部分は
目視によって把握できますが、タイルの
浮きは目視だけでは、分かりません。

そこで、われわれは打診棒という道具を
使います。

鉄もしくはカーボンの棒の先に鉄の玉が
付いているハンマーのようなものです。

打診棒といってもタイルを叩くのでは
なく表面をなぜる感じです。(写真)

この棒でタイルの表面をなぜると浮いて
いるタイルはカサカサと中身の抜けた音
がします。

最初は分かりにくいですが、なれると
すぐに分かります。

建物の高い部分のタイルの打診は写真の
ような伸縮式のものを用います。

この打診棒を使うと建物の1階部分は
ほとんど打診調査することが出来ます。

建物の各面ごとにタイルのひび割れ(3階
程度まで)と浮きの枚数を調査します。

調査部分のタイルの浮き、ひび割れ割合は
把握できますから調査した部分の面積を
建物全体のタイル面積で割り返せば
その比率から建物全体のタイルの浮き
とひび割れの数量が推察できます。
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