マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

工事の安全対策と業者選定

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写真は仮設足場の周囲に張った金網の下に隙間が
出来ていたので、施工会社が自主的に板で塞いだ状況です。

大規模修繕工事の安全対策についていくつかお話を
してきましたが、いくら設計事務所が安全対策を考え、
管理組合が安全対策費を承認してもそれだけでは、
万全ではありません。

一番大切なことは施工会社が工事の安全対策について
どれくらいの経験があり。臨機応変に対応ができるかを
見極めることが最大のポイントです。

安全対策とは、危険を予知してその対応策を
建てることですから、設計事務所が指示を出したことを
そのまま実行するだけでは、万全とはいえません。
施工業者の安全に対するセンスが問われます。

写真にある金網のわずかな隙間でも、「放置すると、
子供がもぐり込むかも知れない・・・」と現場監督
が感じることができるかどうかのセンスです。

ちょっとした見落とし、気の緩みが重大な事故に
つながることもあります。施工会社自身に安全に対する
強い意識が必要不可欠です。

では、どのようにすれば、安全対策に配慮ができる
施工会社を選ぶことができるのでしょうか?

私は業者選定時の応募書類や見積り書の提出時に
「安全に関する提案書の提出」をお願いしています。
それを元に書類審査、ヒヤリングを行います。

各施工業者の間に大きな差が出てきます。

あとは、管理組合さんが、見積り金額との比較もふくめ
どの施工会社とお付き合いするのか決めて頂きます。

大規模修繕工事の安全対策 

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効率よく仕事をするためには、整理整頓が
必要です。

大規模修繕工事の現場も同じことがいえます。

安全な工事を行うためには、マンションの
敷地内の整理整頓が必要です。

大規模修繕工事を行うときは建物周囲に
仮設足場を建てます。

しかし、敷地との関係で建物周囲に
居住者の駐車場や駐輪場がある場合には
工事期間中その駐車場は利用が出来ない
ことになります。

設計時より、仮設足場や現場事務所、
資材置き場、仮設トイレといった工事仮設物の
設置による影響を考慮します。

不足する駐車場への対策として、臨時の
居住者駐車場、駐輪場の確保をおこないます。

もちろん工事関係者の車両の駐車場も必要です。
路上駐車は近隣にも迷惑を掛け、子供の飛び出し
といった交通事故の潜在的な原因となります。

無理に敷地内で全て収めようとすると
敷地内が煩雑になってしまい、思わぬ接触事故
や車両の移動のために時間が取られ、作業工程
にも影響が出ます。

工事着工前に、敷地内の利用計画を明確にし
工事関係者だけではなく、居住者にも周知徹底
することが、事故を防ぐ対策のひとつです。

大規模修繕工事の安全対策

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居住者への安全対策はガードマンの手配以外
に多くの方法があります。
まず、工事現場に居住者(特にお子さん)が
入りこまないようにすることが必要です。

一般的な対策を列挙しますと

々事関係者だけではなく居住者にも安全と
 事故の予防に関するご協力を御願いする。

建物の外周部に建てた仮設足場の外側を
 周囲を金網で囲う。

資材置き場、倉庫にも入れないようにする。

L覺屐休日に工事現場、資材庫に立ち入ることが
 出来ないように施錠ができる入り口を設ける。

す事車両、大形クレーンが敷地内に入るときは
 歩行者だけではなく、自転車、居住者の車両
 との交通事故が起きない対策をおこなう。

ゥレーン作業時は吊り荷の下を居住者が歩せない
 等落下事故が起きても、居住者に被害が及ばない
 ように歩行者、自転車の仮設道をつくり誘導する
 
Σ樟濛場からのゴミ、工具等の落下物で居住者、
 通行人がケガをしない対策をおこなう。

・・・・あげると切りがありません。

これらは、設計事務所だけが対策を練るのでは
なく、施工会社そして管理組合のご理解とご協力が
必要不可欠です。

安全対策を実施するのは施工会社ですし
安全対策の予算を承認するのは管理組合です。

ぜひ、今週末から始まる現場見学会にいらして
実際の安全対策をご覧ください。

工事現場の安全対策

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大規模修繕工事は人が住みながら工事を
行うため安全対策は最大のテーマです。

特に、小さな子供、高齢者、障がい者
といった弱者の安全対策が重要です。

安全対策の掲示やチラシの配布だけでは、
注意が伝わらない場合が多いからです。
そこを補うための対応が必要になります。

この点を施工会社任せにしてはいけません。
予め設計に入れておく事項です。

例えば、ガードマンを付けると一日あたり
1万円以上掛かります。

4ヶ月の工事期間中毎日、ガードマンに
来てもらうと、それだけで100万円以上
掛かります。

大きな出費だと思いますが、事故が起きて
から後悔しても取り返しがつきません。
必ず、設計に組み込んでください。

初めから工事の設計と予算に計上されていれば
問題はありませんが、設計、見積書に計上されて
いなければ施工会社はやりたくともできません。

見積り項目に入っていない項目は追加金額を
支払うことになります。
見積り金額を安くするために安全対策費を削る
施工会社もいます。

複数社からの見積りを取り施工業者の選定を
行う時点で、各社がどのような安全対策を
考えているか確認をしてください。

外壁下地の調査と補修そして実数清算

e3225b9f.jpg写真のカラフルなマークは何だと思いますか?

これは外壁に発生している劣化部分を
色分けしたものです
黄色が巾0.2侈にのひび割れ
赤色が巾0.2舒幣紊里劼啌笋
赤丸が爆裂
といった形で色分けしています。

この色分けを元に職人さんが補修を行い
施工業者が数量と出来をチェックします。

それを図面に書き込み集計します。
設計事務所はそれを確認します。

建物調査の段階では、全てのバルコニーを
調査すると莫大な調査費用が掛かるので
総戸数の10%程度のバルコニーを調査し
劣化数量を予測したもので施工業者に
見積りを出します。

実際の劣化数量は仮設足場を掛けてから調査
集計し予測された劣化数量の差を清算します。
これが実数清算と呼ばれる方法です。
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