マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

なぜ、修繕積立金が足りないのか?

何度かお話ししていますが、手持ちの修繕積立金だけで大規模修繕工事が実施できず、借入を行わざるを得ない管理組合が増えています。

借入を決める臨時総会では、組合員から理事会に対して「借入をしないで手元の修繕積立金の範囲内でできる工事とすべきだ」といった厳しい意見が出ることもあります。

又、借入を行うという事は返済を行わねばなりませんので、次回の大規模修繕の資金を積み立てるのと同時に借入金の返済を行う事になり、修繕積立金の大幅な値上げが避けられないといったケースも出てきます。

そもそも、なぜ修繕積立金が不足するのか?その原因を分析してみます。

大地震から1か月

北海道に震度7の大地震が来てから、はや1ヶ月。

札幌はほとんどの人が何も無かった様に暮らしています。

しかしながら、地震で被災したマンションも少なからずあります。

その多くは、被害は大きくは無いですが、壁にひび割れが発生したり、タイルが剥落しています。

その反面、全く何の被害の無いマンションもあります。

現在進行中の現場では、仮設足場があるので、地震後急遽再調査をしましたが、劣化が増えていない。

つまり、ほとんど被害が無かった様です。

築年数によって被害の差が出ているのか?と言えば

築年数が古いマンションであってもほとんど被害は無いマンションがあり、新しいマンションでも被害が出た所もあります。

この差は、築年数ではなく、マンションが建つ地盤の差ではないかと思われます。

現場見学会を行いました。

大型マンションという事もあり、40名以上の方が参加されました。

集会室で現場所長がプロジェクターを用いて、工事の概要を説明して、屋上に上がりました。

幸いにも台風は遠く、晴天に恵まれ、風も無く、まさに見学会日和です。

屋上からの景色を楽しんだ後に、屋上防水について説明をしましたが、質問がたくさん出ました。

屋上にある通気管や散水栓 我々にはなじみ深いものですが、参加者には珍しいようです。

その後、バルコニーをちょっと覗いて、1階に戻り解散となりました。

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建物の耐震性

鉄筋コンクリートの建物だけではなく、木造住宅等も含めた一般の建物に対して行政が求める耐震性は以下のようになっています。(札幌市ホームページより)

http://www.city.sapporo.jp/toshi/k-shido/taishin/271231.html

耐震診断結果の評価について

耐震診断結果の評価は下記の機銑靴箸覆蠅泙后

※診断結果の評価は、震度6強から7に達する程度の大規模の地震に対する安全性を示すものです。
いずれの区分に該当する場合であっても、違法に建築されたものや劣化が放置されたものでない限りは、
震度5強程度の中規模地震に対しては損傷が生ずるおそれは少なく、倒壊するおそれはありません。


機地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い。


供地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある。


掘地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い。

震度5強程度の中規模地震で損傷が生じるようでは、「違法に建築されたものや劣化が放置されたもの」
という評価の様です。

本来、発電所の様なインフラの根幹をなす設備は震度6強から7に達する程度の大規模の地震に対する
安全性は上記の靴汎営度の耐震性が必要と考えるのが、建築技術者としては当然だと思います。

発電所の耐震設計は震度5で良いのか?

UHBテレビのニュースですが

苫東厚真発電所の耐震設計は「震度5」程度

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000004-hbcv-hok

地震に被災し停止した発電所の耐震設計が5だったそうです。

木造の古屋のリフォームではないんですから、いくら何でも震度5で耐震設計をしてはマズイという事が分かるのではないかと・・・・

そんな事が原因で起きた全道ブラックアウトが引き金となって、流通が止まり、被災が大事に伝わり、

UHBに寄れば

北海道内の観光被害額が、約292億円に上ることが道など調べでわかりました。

 北海道内の観光地では地震後、宿泊予約のキャンセルが相次いでいて、
北海道などの調べによりますと、9月15日現在、キャンセルの数はのべ94万2千人、
117億2500万円に上ることがわかりました。

これって人災だよなぁ。
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