マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

雨が恨めしい

札幌はここ1週間ほど、すっきりと晴れた日がほとんどありません。

そのため、大規模修繕工事現場の進捗が悪く困っております。

屋上のアスファルト防水、外壁塗装はもちろんバルコニーのウレタン防水にとって雨は大敵です。

特にウレタン防水は気泡の原因になりますので、雨だけではなく、防水面の水分も避けたいところです。

8月末の工事の竣工を考えると、今月いっぱいにバルコニー防水の目途が立ち、検査とアンケートを行わないと仮設足場解体の目途が立ちません。

本当は、今週が一番の頑張り時なのに、今週の天気も今一つです。

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ブロック塀の安全基準

インターネットでちょっと調べれば、わかることですし、東日本大震災や熊本地震

でも少なからず被害が出ています。

控壁の設置がブロック塀の安全基準にある以上、浮きやひび割れ、傾きが無くとも

自分達で「安全と判断せず」建築の専門家に相談すべきだったと思います。

又、「教育委員会に判断任せたので、自分たちに責任は無い」と捉え兼ねられない

言い訳も如何かなものかと感じます。

以下引用文

ブロック塀「問題ないと判断」 高槻の倒壊で教育長

 大阪北部地震を震源とする最大震度6弱の地震で、大阪府高槻市の寿栄(じゅえい)小学校のブロック塀が倒れ、4年生の三宅璃奈(りな)さん(9)が亡くなった事故で、市教育委員会の樽井弘三教育長が22日午前、記者会見した。3年前に同小が外部から危険だとの指摘を受け市教委の職員が点検したが、「問題ない」と判断し、学校側に伝えたことを明らかにした。

 樽井教育長は会見で「(ブロック塀に)浮きやひび割れ、傾きがなく、『問題がない』と判断し、学校側に説明した」と述べた。

 同校の田中良美校長は21日、外部の講師を2015年度に招いた際に倒壊したブロック塀が危険だと指摘を受け、市教委に調査を依頼したと説明。市教委から2016年2月25日に打音検査し、学校側に安全と報告されたと明らかにしていた。

(朝日新聞デジタル 2018年06月22日 11時26分)

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ウレタン防水の工事監理

ウレタン防水はコンクリートに発生したひび割れに対しても、ある程度は追従して防水性能を発揮します。

しかし、弱点は大きなひび割れや引っ張る力に対しては破断してしまいます。

その弱点を補うために、引っ張る力が発生し破断が起きそうな部分には、繊維を入れて補強をします。

工事監理のポイントのひとつは、その補強がちゃんと入っているかを確認することです。

ウレタン防水が仕上がってしまうと、補強材が入っているか、入っていないかが分かりません。

仕上がってしまうと分からない部分を確認することが重要です。

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図1

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札幌軟石の塀の断面

建設時期を考えれば当然と言えば当然なのですが、断面を見る限り鉄筋は入っていません。

軟石を整形して積んでいる様に見えます。

鉄筋や控え壁という耐震対策が取られていないと地震が起きると塀が倒壊する危険性があります。

この塀の道路の向かいには、中学校があります。

大阪地震でブロック塀の危険性は指摘されていますが、このような軟石積みの塀の安全性も確認すべきと思います。

札幌のある石狩地区では震度5以上の地震は少ないと言われていますが、備えあれば憂いなしだと思います。

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建物調査の目的

4月から何件かのマンションの建物調査診断を行っています。

建物調査を行う目的は

建物の劣化状況を知ることであり、そこから修繕時期、修繕方法を導くことです。

この点に疑問はないと思います。

しかしながら、建物の劣化状況を知るだけでは物足りないと感じています。

お客様であるマンションの管理組合の方がコンサルタントに「建物を新築時の様にきれいにする」だけでは満足されないだろうと感じています。

コンサルタントにフィーを支払う以上、そのフィーの3倍以上の満足感を与えることが、コンサルに求められる課題

という話を昔聞いたことがあります。

まずは、お客様である管理組合の方が、どのような思いでコンサルに業務を委託するのか?から考えていきたいと思います。
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