建物の1階と2階の中間の高さに設けられたカバードウオークと呼ばれる回廊の屋根をかわすために、足場ブラケットを柱に取り付けようとすると、不安定な屋根の上で作業をしなくてはなりません。
しかし、屋根に上って一連の作業を行うことは安全面からもできません。
高所作業車もお勧めできません。
屋根の上に仮設の作業ステージを作って、ブラケットを取り付けていくことにしました。
写真は作業ステージの上から撮ったものです。
これなら、安全に作業を進めることが出来ます。
この物件は本年の3月中旬から着工しましたが、業者が決定したのは昨年の11月末です。
難工事が予想されましたので、準備期間を長く取って、安全に作業を進めるスケジュールとしました。
大規模修繕工事に焦りや、楽観的な工程は禁物です。