
せっかくコメントを頂いておりましたのにご返事せず申し訳ありませんでした.
前略
建物的にみるとたとえは斜壁やルーフバルコニー、手すり壁上端が弱点になっている建物がゴロゴロしておりますし、地区の中で分譲物件に管理会社が入っているようなケースで外階段は亀裂だらけルーフバルコニーの下には白華のつらら、でもみんな放置、みたいなケースがむしろあたりまえの状況ですので今村次長のような方の啓蒙で世の中のエッジが動いていく可能性はリソースと比較してほぼ無尽蔵だと考えています。今後のさらなるご活躍を陰ながら祈念しております。
以上コメント
暖かい応援のお言葉ありがとうございます。
私は、管理組合の皆様が毎月積み立てている修繕積立金を使う大規模修繕工事が「無駄な工事」にならぬように、また、お支払いいただいた調査診断、設計監理費の5倍以上の利益を管理組合の皆様に感じていただけるようにがんばっています。
なぜなら、管理組合の皆さんは建物の劣化原因を究明し、適切に修繕できると期待して設計事務所に設計監理を委託しています。
問題のある部分をそのままにして、仕上げ材だけ更新しても短期間に同じ劣化が生じてきます。それでは、何の意味もありません。
と書いて見たものの、まだまだ、至らない点が多く、本来ならば、ブログは書けないのですが・・・
写真は以前斜め壁部分のタイルが浮いていたマンションの修繕後の写真です。
この建物には斜め壁がいくつかありますが、ほかの斜め壁は健全なのになぜかこの面だけタイルが3分の一浮いていました。足場を掛けた後に問題の大きさが判明しました。
そこで、私は施工会社にも十分意見を聞いてタイルを貼りなおすのではなく、ウレタン防水仕上げとすることにしました。
いくつかの現場を無事に収めると、慢心が起こりこの施工会社の意見を聞く部分を省略しがちになります。こうなると後から大変なことになります。