今年の2月に出版された本です。
あるマンションの理事さんから教えてもらいました。
悔しいので(?)すぐに買ってみました。
「建築知識」という主に設計者むけの建築雑誌の特集本です。
大規模修繕のことだけではなく、マンション管理組合のこと、設備の大規模修繕、耐震改修まで大変良くまとめられています.
ちょっとだけ、残念なことは「建築知識」の創刊50周年記念出版の一環ですから、マンション管理組合向けというよりも建築設計を仕事とする方むけなのかと思います。
でも、修繕委員会に建築関係の方がいらっしゃる場合は、この本があれば大変心強いとおもいます。
ただし、この本を買ったからといって大規模修繕のコンサルが出来るかといえば・・・ちょっと難しいとおもいます。
最近感じるのは、本の内容を理解しても、それだけでは建築の専門家ではない管理組合の皆様にわかりやすくお伝えすることができないということです。
大規模修繕のことを建築に詳しくない人にわかりやすく説明できる。
このスキルが身についていないと、話を聞いている管理組合の皆様がこれから具体的に何をすればよいのか分からなくなってしまいます。