
昨日のプレゼンテーションの話の続きです。
実は昨日のプレゼンテーションで一番驚いたことは、3社の提案内容がどこもほとんど同じで、似通っていたことです。
一例を上げると(写真をクリックすると拡大します)
防犯のために
・仮設足場にセンサーライトをつける
・会社名の入ったベストを職人さんが着る
・各戸に窓補助錠を配る
全社ともベストを持参し、補助錠を回覧していました。
最後は組合のみなさん「またこれかとうんざり」していました。
2社がプロジェクターを使い、残り1社も良く似たプレゼン資料の提出がありました。
こうなってくると、組合員には3社とも同じに見え価格勝負になってしまいかねません。
でも、本当に価格勝負で選ぶことが正しいのでしょうか?
実は昨日のプレゼンでは屋上防水の工事の時期を1社は梅雨の前に他の2社は梅雨に掛けて計画していました。
梅雨の前に防水工事行う提案をしたのは、防水に関する修繕提案をした会社です。
このように一つ一つの提案をきちんと、ひも解くと各社の違いがはっきりと見えてきます。
管理組合の中に各社の提案をひも解いてくれる大規模修繕と建築に詳しい組合員がいれば非常に心強いのですが、いらっしゃらない場合は組合の外部にパートナーを探すことが必要となってきます。