マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2013年02月

春物件続々と着工しています。

2月に入って春物件が続々と着工しています。

東京事務所の春物件だけで5件の大規模修繕工事が予定されております。

現在すでに3件が着工しました。

大型物件ほど早く着工しております。

IMG_1811


工事の着工に際してのポイントはいかにバルコニーの荷物を片付けることが出来るかです。

バルコニーは本来避難経路となっていることが多く植木鉢をはじめ荷物を置くことができません。

ところが、いざ植木鉢を片付けてください。といっても片付ける場所がありません。

そのため、バルコニーにある植木鉢の仮置き場を必ず作るようにしております。

IMG_1818


IMG_1820


仮置きする植木鉢には必ずお部屋番号を書いてもらいます。

明治の森は大正生まれ

建国記念の日は一日オフでした。

池袋で映画を見ようと五反田から山の手線に乗ったまでは良かったのですが、目黒駅で電車がなかなか発車しません。

「人身事故のためしばらく安全確認のため停車します」とのアナウンスがありました。

映画の上映時間に間に合わない・・・・

建国記念の日でもあり、忙しさにカマケテ初詣もまだでしたので、予定を急遽変更し明治神宮に参拝することにしました。

10分以上経って電車が動き出し、いつものように原宿駅で下車し明治神宮に参拝しました。

IMG_1823


仕事のこと、皆様や家族の健康のことをお祈りしました。

そして、木鈴のお守りを買いました。

IMG_1836


お守りのパッケージの裏に神宮の森は深い自然林にしか見えないのですが、この森が明治天皇の崩御に際して作られた人工林であることが書かれていました。調べてみると現在の森の周辺は木の生えない荒地であり、この人工林を作るにあたり当時の最先端の造園技術が駆使されたとのことです。それを手伝ったのが全国からのボランティアであり、その資金も全国からの寄付で作られました。

この森は1920年に創立されたのですからまだ100年も経っていません。

なんともすばらしいですね。

荒野を自然林と見間違うほどの森に変えてしまう先祖の努力には頭が下がります。
そして、人の手でそのようなことが充分に可能だということが90年前に実証されていること。このような技術こそ、災害復旧のためだけではなく近い将来全世界が必要としているものです。

糖質制限を実践しています。

糖質制限をいざ実行するとなると、食べることが出来ないものが増えてしまいました。

大好きなうな重、寿司はもちろんダメです。

天ぷら、フライ、カツ類も衣に小麦を使っているのでダメ。

身近な例で言うと吉野家の牛丼はダメだけど松屋でチゲセットに冷奴はOKとなります。

出来るだけ単品で頼み、定食しかない場合はご飯を少なめにしてもらいさらに残して調整しています。

ルールは単純ですので、1週間ほど試しております。

結果として、良かったことは食後に眠くなることはなくなりました。

ダメなことは、やはり外食が辛くなりました。牛丼、ラーメン、うどん、そば、ハンバーガー、カレーはどれもだめですね。でんぷんから作られる春雨もだめです。

野菜は良いのですが、果物がダメなので果汁入りの野菜ジュースはダメです。

さらに言えば、無糖質は体に優しいかも知れませんが、財布には厳しいです。

ランチはまだしも、夕食時に試しに特にお安い焼肉屋に入り、ご飯を頼まず肉3品、キムチ、サラダ、ウーロン茶を注文したらこのお店でも2,500円くらいかかってしまいがっくりきました。

ご飯を頼のむのであれば、同じ店でも肉2品+ご飯+キムチであれば1,500円で済みます。

これではファミリーレストランでメインのステーキ+サラダの方がよっぽど安上がりになります。

ステーキ専門店でもハーフポンドのステーキセットが2,000円ですから焼肉屋さんはどこもお高いようです。

単品が安い店でも、あれこれ頼むと費用がかさむので、良く考えないとなりません。

野菜は糖分が高いもの以外はOKですので、野菜+豆腐+肉又は魚となれば、この季節は鍋物になってしまいます。

これは意外と簡単で安あがりです。

念のため、お客様でお医者様である元理事長に「糖質制限の食事法は本当にカロリー制限しなくて良いのですか?」と問い合わせると

「カロリー制限をしないと逆効果という結果も出ています。」と指摘されました。

え、そうなの?話し違うよね。

でも、普通に考えれば、これは当たり前のことですね。

糖質制限ってご存知でしたか?

健康診断の結果血糖値が高めなので、何か良い方法を考えたのですが

・運動

・カロリー制限をした食事

この2つが大きな解決策だと思っていました。

ところが、運動つまり散歩ですが、日が短くなり雪が降って以来、最近の朝はマダマダ寒さが厳しく散歩はもう少し暖かくなる春まで・・・

カロリー制限をした食事にしても 外食中心では厳しいです。自炊をすると捨てられないのでついつい食べ過ぎてしまいます。

思案した挙句、本屋で偶然目にしたのが、糖質制限をおこなう食事法です。

糖質制限というのは、血糖値が高くなる原因は食事に含まれる血糖値を上げる要素を食べなければ、血糖値はあがらないと言うことです。

なんとも単純明快ですね。

カロリー制限も無用とは書いてあります。

なるほど・・・これは良い。

でも血糖値を上げる要素って何でしょうか?

砂糖は分かりますが、なんと主食である米、小麦も血糖値を上げる大きな要素です。

ということは、ご飯、うどん、パン、ラーメン、そば、パスタ、ピザ、餃子・・・といったものを食べなければ良いわけですって・・食べられません。

お話としては単純明快ですが、これは厳しい。

外食で対応しようとすると定食で注文するとご飯が無駄になるので、単品で注文します。

逆にカロリーを制限しないので、焼肉はOKです。

お酒も醸造酒はダメだけど、蒸留酒はOK

つまり、ビール、ワイン、日本酒はダメで焼酎、ウイスキーはOK

大豆はOKなので、豆腐もOK、味噌、醤油もOKです。

卵もOKです。

構造スリット あるマンションで起こった本当に怖い話3

今回お話しているマンションは「ある意味運がよかった」とお話ししていますが「構造上重要な部材が施工されていなのに一体どこが運がよいのか?」をまとめてみます。

今回の事例の幸運な点→不運な例として書き出しますと

大規模修繕時に構造上のミスに気がついた→大規模修繕時にミスに気がつかない

新築時の販売会社、建設会社が対応 →新築時の販売会社、建設会社が取り合わない

新築時の販売会社、建設会社が良心的 →新築時の販売会社、建設会社が隠蔽する
                  →新築時の会社が倒産(直す資金がない)
                  →新築時の販売会社の倒産

これは、特定の建設会社に起きる問題ではなく、多くの建設会社でこのような事例が無いわけではない(あるとは言えない)という話も聞こえてきます。

マンションに住まわれている方の不安な声が聞こえてきます。

「じゃあ、私たちは一体どうすれば良いの?」

自分の住まわれているマンションが誰も知らないうちに欠陥マンションとなっているかもという心配がある管理組合の皆様が取ることが出来る対策を考えてみます。

実はすべてのマンションで構造スリットを採用しているかといえば、そうではありません。

設計図、竣工図、確認申請書に構造スリットは必ず明記されています。

1)まず、設計図、竣工図の中の構造図から耐震スリットが使われている建物かどうかを確認する(コンクリート建築物に詳しい建築の専門家にご相談ください)

2)建物を実際に見てみる。構造スリットの位置が指示されている部分の建物の外壁タイルや塗装部分に幅の広いひび割れがあれば建設会社に構造スリットの施工記録を確認する(ここの判断は難しいところです。専門家に聞いてみることをお奨めいたします)

あとは、マンション大規模修繕時での対応となります。

1)新築時の建設会社に安易に大規模修繕を発注しない。
新築も大規模修繕もともに充分な実務経験がある現場監督さんにお願いすること。

2)大規模修繕だけではなく、新築もたくさん手がけた経験豊富な建築技術者のいる設計事務所に委託して、大規模修繕の下地調査時に建物を綿密に調査してもらう。

3)建設会社の設計施工の物件より建設時にチェックを行うも設計監理者が別にいるマンションにする。設計監理者がいないマンションは工事記録を見せてもらう

とても、信じがたいことかも知れませんが、建設会社では、工事の記録の保存期間は10年しかありません。大規模修繕が行われる12年目に不具合が発覚しても工事記録自体が残っていないのです。
Archives
Categories
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ