「大規模修繕を人任せにしない」などとブログを書いておりますが
管理会社委託方式から急遽設計監理方式に切り替えようとしている管理組合をフォローしています。
マンション大規模修繕協議会の相談員として大規模修繕セミナーで管理組合の相談に乗ったのがきっかけでした。
たまたま、セミナーを目にしてこられたとのことです。
管理会社さんの調査診断報告書をご持参いただき、意見を求められました。
調査診断報告書と書かれ、劣化状況の写真がいくつか載っており、設計時期の到来が記入されていました。
いくつかの物性試験もやられているようでした。
ところが、劣化数量や工事の概算金額の入っておりません。また、バルコニーへの立ち入り調査結果やアンケートの記載もありません。
費用を伺うと無料とのことです。
近々に管理会社の建物調査診断報告会があるとのことです。報告会のあとに臨時理事会が開催され、今期、時期、来期の理事が召集されているとのことです。
来年秋から工事がスタートするスケジュールも説明されたそうです。
ということは、調査診断報告会のあと、管理会社が理事会に提案して「継続して業務を実施する」つもりのようです。
このこと自体はまったく悪いことではないのですが、来年秋から工事をスタートさせるためには、早々にアンケートを配布し、劣化調査を開始し、3月までに調査を終え、設計を進めながら、6月には業者選定をおこなうことになります。
組合の方が今回の修繕だけではなく、マンション全体のことを考える時間はほとんどありません。
これでよいのでしょうか?
管理会社委託方式から急遽設計監理方式に切り替えようとしている管理組合をフォローしています。
マンション大規模修繕協議会の相談員として大規模修繕セミナーで管理組合の相談に乗ったのがきっかけでした。
たまたま、セミナーを目にしてこられたとのことです。
管理会社さんの調査診断報告書をご持参いただき、意見を求められました。
調査診断報告書と書かれ、劣化状況の写真がいくつか載っており、設計時期の到来が記入されていました。
いくつかの物性試験もやられているようでした。
ところが、劣化数量や工事の概算金額の入っておりません。また、バルコニーへの立ち入り調査結果やアンケートの記載もありません。
費用を伺うと無料とのことです。
近々に管理会社の建物調査診断報告会があるとのことです。報告会のあとに臨時理事会が開催され、今期、時期、来期の理事が召集されているとのことです。
来年秋から工事がスタートするスケジュールも説明されたそうです。
ということは、調査診断報告会のあと、管理会社が理事会に提案して「継続して業務を実施する」つもりのようです。
このこと自体はまったく悪いことではないのですが、来年秋から工事をスタートさせるためには、早々にアンケートを配布し、劣化調査を開始し、3月までに調査を終え、設計を進めながら、6月には業者選定をおこなうことになります。
組合の方が今回の修繕だけではなく、マンション全体のことを考える時間はほとんどありません。
これでよいのでしょうか?