マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2015年01月

高年マンションの建物と設備の現状を把握するために

建物の現状を把握することは、建物を管理する上では、最初に行うことです。

築年数が浅ければ、さほど難しいことではありません。

しかしながら、築30年を超えると、どの部分をどのように補修したのかまったくわからなくなっています。

特に、外部から見えない給水設備、排水設備については、理事さんたちも、記憶があいまいです。

管理員さんも当然交代しますので、どの部分にどこまで手を入れてあるのか、なかなか把握することができません。

修繕記録が残っていれば、順番にひも解くことは可能ですが、そのためには、多少なりとも建築工事の専門知識が必要になります。

修繕記録自体があやふやな記憶に基づいていると、不正確なものになってしまいます。

組合内部の建築関係者に協力いただければよろしいのですが、なかなかご協力頂けないケースも少なくありません。

そのような場合は、設計事務所に建物の現状と修繕履歴の確認(どこまでどのような工事をしているか?)をお願いされてはいかがでしょうか?

工事の記録が残っていれば、短時間で、いつ、どこに、どのような工事を行ったのか?
現状の劣化状況はどうなのか?ということがわかるようになります。

されに建物の劣化状況と改修の優先順位、工事概算費用がわかれば、理事会がスムーズに進みます。

費用は技術者1名が1日動いて5万円ですので

延べ人数×5万円+概算工事費やレポートの製作費用です。

「志の輔 落語」の効用

先週末に「志の輔 落語」を聴きに行きました。

渋谷のパルコ劇場で行われている、立川志の輔さんの独演会です。

特別な落語会で弟子が前座に出ることも無く、志の輔さんが3席演じます。

6時30分から9時20分まで、15分の休憩を挟みますが、志の輔さんは高座で一人頑張ります。

ほぼ、三時間、まったく飽きることなく、話に入っていました。

弟弟子の立川談春さんより、かなり上手いです。

落語会の翌日に建物の劣化調査報告会があり、組合の皆様の前で建物の状況を説明したのですが、いつもよりずいぶんと落ち着いて、ご説明することができました。

プレゼンテーションもありましたが、こちらもいつもの早口ではなくて、ゆっくりとご説明することができました。

優れた噺家の落語を聞くと、少なからず影響を受けるようです。

いわば、自分のなかで話し方と心のチューニングができました。

会社のパートさんが一緒に行った友人の分までチケットを取ってくれました。

感謝です。

DSCF1039

大規模修繕の実施時期

多くのマンションでは、竣工10年目を過ぎると、管理会社さんから「そろそろ、大規模修繕に向けた建物調査診断の時期になりました」と「お誘い」があります。

ここで、理事会の皆様は驚かれます。

「まだ、このマンションはキレイでそんなに痛んでいないのに・・・」と質問すると

管理会社の方は、「長期修繕計画書に実施する掲載されています。」と答えられます。

ここで、組合の皆様は「それは一体何?」となってしまいます。

理事会の皆様は「なんかこの管理会社は何の説明も情報提供もないのはおかしいのではないか?」となります。

外野から見ると、「もっと管理会社は、組合員の目線になって仕事をすればよいのに」と思うことがたびたびあります。

仕事初め

仕事はじめではありませんが、運転免許の更新に行ってきました。

休み明けなので、運転免許試験場は、とても混んでいました。
試験場も慣れたもので、業務時間を30分早めて対応してくれました。

意外にも、なんと今回はゴールド免許です。

でも、ゴールド免許、次回更新の5年後は平成32年。

2020年ですから、東京オリンピックの年です。

その時、私は57歳ですから、更新を忘れてしまうかもしれません。

図1

あけましておめでとうございます。

本年もよろしくお願い致します。

札幌に帰省しまていますが、なんとも寒いですね。

しかも、この時期にしては雪が多く、東京に戻る前に屋根の雪下ろしをしておいた方が良い雰囲気です。

毎年こんなに雪が積もっていたとは思えませんが、これから又降ることは確実です。

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