マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2018年07月

設計事務所検査

札幌もようやく、例年並みに暑くなってきました。

そんな中、大規模修繕工事も終わりに近づき、設計事務所検査に連日出かけています。

立って見てもわからない、工事の不良個所も床に近づくほど良くわかります。

後で施工会社の担当者がウンザリしている様に感じるのは私だけでしょうか?

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秋工事の工事説明会

秋工事の工事説明会がありました。

2回目の大規模修繕工事とは言え、参加者は全世帯の1割ちょっと。

工事中にトラブルが起きないかちょっと不安になります。

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大規模修繕工事中はエアコンが使えません。

連日の猛暑報道で思い出したことがあります。

以前、本州で大規模修繕工事の工事監理をしていた時に施工会社選定の中で、施工会社候補の会社にヒヤリングを行い候補の工事会社3社に同じ質問を行いました。

4月に着工し12月に竣工する工期を設定しましたので、猛暑の夏の間も大規模修繕工事を行うこととなりますので、「夏季のエアコンの使用は可能ですか?」と質問すると2社は可能、1社は使用できない時期があると回答しました。

使用できないという回答を聞いた瞬間「この会社大丈夫か?」と思いましたが・・・

当然、使用できない時期があると答えた会社は組合から選ばれませんでした。

技術的に解決する方法はいくつかあるので、2社はエアコンが使えます。と答えました。

エアコンの室外機から出るドレン水がバルコニー床のウレタン防水に悪影響を与え、工事品質が低下するので、エアコンを使ってほしくないという主張は理解できますが、工事の都合で室温が30度をはるかに超える時期に居住者にエアコンを止めて欲しいと言えるような会社に仕事をお願いする組合は無いと思います。(その前に工事で居住者の生活に負担を掛けませんとも言っていました)

後日、落選した会社から「なぜ、落選したのですか?」と問い合わせがありました。

外壁塗装マンションの色決め注意事項

7月末から今年の秋工事がスタートします。

外壁が塗装のマンションは、まず、外壁色を決めなくてはなりません。

そのために、多くの管理組合では外壁塗装色アンケートを行いますが

アンケートを取る前に色の候補を理事会、修繕委員会で決めます。

どんな色に塗ることも可能ですが、注意しなくてはならないことがあります。

その1 必ず、今の色を候補に入れる。

その2 地域の条例に従う。(札幌であれば札幌市景観計画・条例)

その3 写真でカラーシミュレーションを行い、イメージを伝える。

その4 色見本は大判で掲示する。

その5 色見本は屋外の太陽光の下で見る

この5つが、外壁色決めで失敗しないポイントです。

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雨が恨めしい

札幌はここ1週間ほど、すっきりと晴れた日がほとんどありません。

そのため、大規模修繕工事現場の進捗が悪く困っております。

屋上のアスファルト防水、外壁塗装はもちろんバルコニーのウレタン防水にとって雨は大敵です。

特にウレタン防水は気泡の原因になりますので、雨だけではなく、防水面の水分も避けたいところです。

8月末の工事の竣工を考えると、今月いっぱいにバルコニー防水の目途が立ち、検査とアンケートを行わないと仮設足場解体の目途が立ちません。

本当は、今週が一番の頑張り時なのに、今週の天気も今一つです。

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無題1818
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