マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2018年09月

建物の耐震性

鉄筋コンクリートの建物だけではなく、木造住宅等も含めた一般の建物に対して行政が求める耐震性は以下のようになっています。(札幌市ホームページより)

http://www.city.sapporo.jp/toshi/k-shido/taishin/271231.html

耐震診断結果の評価について

耐震診断結果の評価は下記の機銑靴箸覆蠅泙后

※診断結果の評価は、震度6強から7に達する程度の大規模の地震に対する安全性を示すものです。
いずれの区分に該当する場合であっても、違法に建築されたものや劣化が放置されたものでない限りは、
震度5強程度の中規模地震に対しては損傷が生ずるおそれは少なく、倒壊するおそれはありません。


機地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が高い。


供地震の震動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性がある。


掘地震の振動及び衝撃に対して倒壊し、又は崩壊する危険性が低い。

震度5強程度の中規模地震で損傷が生じるようでは、「違法に建築されたものや劣化が放置されたもの」
という評価の様です。

本来、発電所の様なインフラの根幹をなす設備は震度6強から7に達する程度の大規模の地震に対する
安全性は上記の靴汎営度の耐震性が必要と考えるのが、建築技術者としては当然だと思います。

発電所の耐震設計は震度5で良いのか?

UHBテレビのニュースですが

苫東厚真発電所の耐震設計は「震度5」程度

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180915-00000004-hbcv-hok

地震に被災し停止した発電所の耐震設計が5だったそうです。

木造の古屋のリフォームではないんですから、いくら何でも震度5で耐震設計をしてはマズイという事が分かるのではないかと・・・・

そんな事が原因で起きた全道ブラックアウトが引き金となって、流通が止まり、被災が大事に伝わり、

UHBに寄れば

北海道内の観光被害額が、約292億円に上ることが道など調べでわかりました。

 北海道内の観光地では地震後、宿泊予約のキャンセルが相次いでいて、
北海道などの調べによりますと、9月15日現在、キャンセルの数はのべ94万2千人、
117億2500万円に上ることがわかりました。

これって人災だよなぁ。

地震と断水に関してSNSでデマが流れました。

いずれも知り合いから送られてきたメッセージです。

決して悪意ではなく、善意で転送して頂いたようです。

共通しているのは、メッセージの送り主が災害対策本部、消防、自衛隊で

メッセージの9割以上は正しいことが書かれています。

しかしその中に、何の根拠もなく、生活に困る事が書かれています。

あと6時間で水道が止まります。

大きな地震が来る可能性が高い。

冷静に考えれば大きな地震が来るか来ないかは今の技術では予想の出来ない事です。

それらに先立ち災害対策本部、消防、自衛隊の方が予想できるとは考えられません。

そのため、私はこれらのメッセージは拡散はしませんでした。

しかし、中には情報源を信じて不安になり、食料、水、電池、ガスボンベ等の買占めをしてしまう人がいるかもしれません。

で2

で1

地震と台風 大規模修繕で怖いのは?

9月5日の未明に台風21号が通過し、9月6日の未明に大地震が発生しました。

大規模修繕工事の現場には、台風明けの9月5日の朝に連絡したところ各現場で大なり小なり養生シートが外れてしまい無傷の現場はほとんどありませんでした。

それに比べ地震の被害はほとんど無く、袖壁に引っ張られた壁に貼ってあったタイルが剥がれた被害は1件だけ報告されました。

しかし、これも現地を確認した限りでは、建築構造的には想定される範囲内の被害であり、建物の安全性に問題がある破損ではありません。

市内を車で走っても、台風で倒れた樹木、幹が折れた樹木を多数見ましたが、地震で破損した家屋は見ていません。

テレビの報道で大阪での台風被害を見ると、強風で仮設足場が崩れ、電柱が折れ、車が横倒しになっています。

やはり、台風の方が恐ろしいです。

商品不足はなぜ起きるのか?

地震直後、数時間で近所のコンビニやマーケットから食品、電池、カセットコンロ等の商品が姿を消してしまいました。

大規模停電の不安が原因かと思いましたが、思い起こせば大規模な停電が無かった東日本大震災の後も東京都内で同じ事が起きました。

思うに、悲惨な被害状況をピックアップして伝える報道によって視聴者の中に漠然とした将来への不安が生じるのではないかと。

その不安は「これから食料品、日用品が不足して困らない様に」とつながり、商品大量購入へ向かわせ、その報道を見た人も連鎖的に「今買わないと物が無くなる」と新たな購買へと駆り立てているのかと思います。

私にも道外に住んでいる何人もの友人から「足りないものがあれば送るよ」との有難い申し出があります。

しかし、よく考えれば、被災された方には申し訳ないのですが、今回の地震の被害は震源周辺で限定的で、札幌市内の被害も少なく、札幌市周辺に通行できない幹線道路はほとんどありません。

大規模停電が無ければこれほどの混乱が起きなかったかもしれません。

どう考えても、電源の復旧に合わせて流通状況は次第に良くなります。

人は1日3食、多くても4食しか食べられないですから、今焦って大量に買い込む必要は無いのかもしれません。

大地震と大停電への備え

北海道で初めての震度7の地震の影響で一番大きかったことは、やはり大規模な停電です。

札幌は地震の実害は全市的にみるとそれほど大きくなかったのですが、6日は1日中停電の影響で完全に機能不全に陥りました。

特にマンションのお住まいの皆様は停電による給水ポンプの停止で給水ができなくなり、大変に困っているようです。

飲料水、トイレの水を普段から備蓄されていない方は生活そのものが成立しなくなったのではないでしょうか?
(普通飲料水は備蓄してもトイレの水は備蓄していないと思いますが)

特に高層マンションの上層階にお住まいの方は給水所で水を受け取ってもそれを自宅に上げないとなりません。

又、電源を失うとテレビが見られなくなるので、地震の情報収集ができなくなります。

電池式ラジオが1台あれば、助かります。

電気が無くても調理ができる熱源は、都市ガス、プロパンガス、カセットボンベ位しかありません。

暖かな季節だからまだよくて、これが冬なら暖房の心配をしなくてはなりません。

大げさな話ではなく、夜間の外気温がマイナスとなる厳寒期であれば凍死も心配されます。

たとえ石油ストーブ、ガスストーブの様に別の熱源であっても、今の暖房機器は電気が無くても使えるものはほとんどありません。

報道で取り上げられているように通信機器にも電気は必須です。携帯電話ですと基地局の電力状況によって音声が極端に悪くなり、通話内容が、全く聴き取れなくなります。何度も掛け直しが必要となり、大きなストレスとなります。

有難いことに地震発生直後から北海道内外に住まわれる多くの友人、親戚の方からご連絡を頂きました。

電話での連絡は母だけです。

ライン、フェイスブックの様に文字情報でのSNSやり取りができる機器が便利というより必要です。

こう考えると、できるだけ電気が無くとも生き延びられる準備が必要となります。

・飲料水、トイレの水(置き水できる容器)

・レトルト食品等手持ちの熱源で調理できる食料(鍋で米が炊ける技量も)

・充分な明るさの照明(キャンプ用のLEDランタン)

・調理器具、熱源(調達や融通の良さを考えるとカセットボンベ)

・電池式ラジオ

・SNSが使える通信機器(スマホ、タブレット)

・電源(各サイズの電池・モバイルバッテリー)と通信機器への充電器(家族で統一すると便利)

このように書き出してみるとキャンプ道具と重複しますね。

大切な事はこれらの道具を揃えても、普段から使っていないといざという時に使い方が分からないという事になりかねません。

又、できれば大人数で使うこともできる電気を使わないストーブや大げさかもしれませんが、ポータブル発電機があればかなり助かります。

強風の次は大地震

6日の未明ガタガタと家が震え出して目が覚めました。

しばらくして、スマホの緊急地震速報が鳴り出しました。

地震ということはすぐにわかりましたが、いつまで経っても揺れが収まる事なく、揺れ続けこれは只事では無いと感じました。

長い長い揺れが収まりすぐにテレビを付けて、速報見て震度6という地震の大きさに驚きました。

母から電話があり、お互いの無事、家族の無事を確認しました。

そして、暫く経った頃、突然電灯もテレビも消えました。

直ぐにLEDランタンを出したのですが、その時は、マサカ停電がこれ程大規模で長期間になるとは思っても見ませんでした。

何度か余震があり、ウツラウツラして、やがて朝になっても、停電は復旧しません。

外に出ると多くの車が走っていたので、信号は動いているのか?と思いましたが信号は消えたままです。

いつもの様に車では無く、地下鉄で行こうと思いましたが、ラジオからの情報では、地下鉄は動いていない様です。

今日は停電が復旧するまで自宅に待機していました。

札幌市内もものすごい強風でした

台風21号はものすごい強風と雨を伴い、深夜北海道の西側を駆け抜けて行きました。

雨と風の音で良く寝ることが出来ませんでした。

朝から各現場に被害の確認をしたところ、養生シートが破れたり、現場事務所が風で動いたりと全く被害が無かったという訳にはいきませんでした。

いつも通勤に使う中島公園の横の道に木が倒れていました。

近くに寄ってみてビックリ!

なんと、木が折れているではありませんか

台風で木が根元から倒れることがあっても、幹の途中から折れることは滅多にありません。

40748159_1849682708448941_7220236634741014528_n

40756144_1849682715115607_7187438726870466560_n

40796563_1849682711782274_3401569718534930432_n

施工各社に台風対策を確認しました。

台風が近づく中、施工している各社に対応状況を確認したところ

すでに会社からも指示があり、ほとんどの現場では仮設足場の外部のシートの上部を外していました。

中には、所長と副所長が「今日は現場に泊まり込んで、何かあった時のために対応します。」

と答えた会社もありました。

いくら対策を取ってもらっても、できれば台風が逸れて、無事に済んでもらいたいと思います。

またも大型台風が・・・

台風21号が四国に接近しています。

やがて、5日には北海道にも近づくようです。

現場は週明けから台風対策で大騒動です。

設計事務所からも台風対策を各現場にメール、電話でお願いしています。

天気予報を見ると強風が吹くのは5日未明のようです。

今日、明日が台風対策の勝負になります。

大規模修繕工事の場合、雨も影響しますが、一番怖いのは強風です。

仮設足場の外に貼られた養生シートが強風で煽られ被害が出ます。

最悪の場合は、仮設足場が倒されてしまいます。

対策としては、仮設足場のシートを一部畳み強風で養生シートが煽られることを防ぎます。

又、屋上にある飛散が予想される資材等は屋内に片付けるか固定すること

仮設事務所や仮設トイレが飛ばされない様に新たに木杭を打って固定すること

が台風対策となります。

777
Archives
Categories
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ