マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2019年11月

安全を金で買えるなら買う方が良い

これは仮設足場をブロックで解体した現場監督に「この方法の方がコスト的に安く済むのか?」と聞いた答えです。

要するに「コストはお金に換えられないので、多少金額が掛かっても安全性の高いブロックで解体する」という事です。

前回の写真ではブロックで崩すという状況分かり難かったのでこの現場の写真を乗せます。

仮設足場を写真の様に大きなブロック状で解体します。

足場はブロック状のまま大型クレーンで地上に降ろします。

地上で各部品に解体する方法です。

IMG_4904

IMG_4917

IMG_4919

IMG_4921

IMG_4908

IMG_4913

仮設足場解体時の事故防止

またもや仮設足場解体現場で資材の落下による歩行者の死亡事故が起きてしまいました。

仮設足場の解体時が一番事故が起こりやすい時です。

そのため、私も仮設足場解体時には現場に安全第一での施工を強くお願いしております。

具体的には、強風、大雨の時は工事を見合わせ無理をしない。

日が短いからと言って、解体工事を急がない。焦らない。

どの現場も一緒ですが、誰しも事故は起こしたくないのですが、事故は起きてしまいます。

足場を構成している莫大な数の部品のたった一つが落下するだけで、尊い命が失われてしまいます。

最近では、仮設足場解体時には、仮設足場のブロック解体と言って、大型クレーンを用いて周囲の交通を止めて、足場を大きなユニットで解体する現場も増えてきました。

ユニットは地上に降ろしてから細かく解体します。

この方法が手で一つ一つ仮設足場を解体するよりも、解体に掛かる時間も短く安全だとも言われています。

写真はブロック解体の現場の写真です。

IMG_4840

IMG_4836

IMG_4834

11月の設計事務所検査

11月末の工期に向けて工事が進んでおりますが

それに合わせ設計事務所検査も進んでおります。

ところが、最近は日が短くなっており、検査の途中で日が暮れ

暗くなってしまい検査部位が良く見えないこともあります。

そのため、暗い部分ではスマホのライトを使って検査部位を照らしておりましたが、

やはり効率が上がらずとうとうヘッドライトを購入しました。

又、防寒着にポケットが少ないので、フィッシングベストを着て検査を行っており、ぱっと見、夜釣りの人で

設計事務所の検査員には見えなくなってしまいました。

DSCF4853

DSCF4939

DSCF4941

管理組合の検査

先日設計事務所検査を行った物件の管理組合検査を行いました。

施工会社の現場監督が工事内容の説明を交えながら、屋上から仮設足場を通り、バルコニー面、妻面と建物全体を確認、検査していきました。

今回は工事の出来が良かったので、大きな問題も無く、組合検査は無事に終了しました。

DSCF4811

DSCF4818

DSCF4820

DSCF4823


竣工パーティーに出席しました。

春から手掛けた大規模修繕工事が終わり、竣工パーティーに参加致しました。

一昨年の春に調査を行ない竣工まで足掛け2年掛かりました。

写真は現場監督のスピーチです。

感謝状の他、御礼までいただき恐縮しております。

これから、長期修繕計画書を作成して行きます。

IMG_4638

IMG_4562

Archives
Categories
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

記事検索
QRコード
QRコード
  • ライブドアブログ