マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2021年08月

新型コロナに関する勘違い

人は自分に都合の良い情報は受け入れるけど、都合の悪い情報は無視するのでしょうか?

新型コロナウイルスに変異株が出現する前には、ワクチンさえ打てば、以前の様にマスクなしで会食をしたり、イベントに参加したり、旅行に行けると言われてきました。

しかしながら、変異株の出現でワクチンを打った後もマスクをして、手洗いを行い感染を防がなくてはならなくなっています。

確かにヨーロッパやアメリカでマスクなしのイベント参加が大々的に報じられていました。(その後、感染が拡大しました)

又、以前は感染対策として「3密を避ける」とまっていましたが、今は変異株の感染力が強いため、ゼロ密を目指すとなっています。

密集を避ける

密接

密閉された空間としない 換気を行う

どれか一つでも感染のリスクとなります。

今日の昼に中華料理屋さんに入ると入り口付近の個室から大声でしゃべっている声が聞こえました。

帰りに入口を通ると狭い個室に10人近い女性が座りマスクをしないで大声で話していました。

おそらく皆さんすでにワクチン接種をされたと思われる年齢でした。

最新の情報が伝わっていないのかまさに3密すべてに当てはまる状態でした。

ワクチンを接種していても新型コロナに感染します。

重症化しないだけで、他人に移す可能性は無くなりません。

先日もある管理組合に伺った際に、理事長さんが「僕はワクチンを2回打ったからマスクはしないから」といってマスク無しで話し始めました。

これはたまらないとすぐに帰ろうかと思いましたが、同行した社長が帰らない以上、帰るわけにはいかず困りました。(社長も2回ワクチン接種済)

理事会、修繕委員会でワクチン接種済を理由にマスクをしていない人がいたら、マスクを渡してください

新型コロナと現場見学会

札幌もとうとう25日緊急事態宣言が出される見通しです。

通常工事が始まって1か月が過ぎ、外壁の下地補修やタイルの撤去、屋上防水改修が始まると行われる現場見学会ですが、今年は難しいようです。

緊急事態宣言では、まん延防止・・・で出されていた「不要不急の外出の自粛」
が更に重くのしかかってきます。

不要不急の外出とは

日中を含めた不要不急(※)の外出や移動を控えてください。

特に週末の外出を控えてください(特措法第24条第9項)
※具体的には、医療機関への通院、食料・医薬品・生活必需品の買い出し、必要な職場への出勤、屋外での運動や散歩など、生活や健康の維持のために必要なものを除き、外出を控えてください。

なお、必要な外出や移動であっても、極力家族や普段行動をともにしている仲間と少人数で、混雑している場所や時間を避けて行動してください。

又、デルタ株の流行においては、かつての言われていた3密の回避「密接」「密集」「密閉」(3つが揃う状況をさける)から0密(「密接」「密集」「密閉」のどれにも当てはまらない様にする)を目指しています。

現場見学会では、参加者同士の仮設足場内での「密接」「密集」は避けられません。

このような状況の中で組合員を対象とした現場見学会を開催する事はできないと思われます。

新型コロナワクチンの真実

本日2回目のモデルナワクチンの接種を終えました。

接種の前に医師の問診があったので、いろいろ質問してみました。

Q1:ワクチンを打てば安心して過ごせるようになりますか?

A1:現在はデルタ株が蔓延しており、感染力が桁違いに強いので安心できません。

今までと同じ様に手洗い、マスクといった感染対策が必要不可欠です。

Q2:今日2回目のワクチンを打ったので、効果はいつ頃が出るか?

A2:効果が出るのは2週間後ですが、感染対策は必要です。

という訳で、ワクチンを打っても感染拡大が下火になるまでは、これまでと同じ様にマスク、手洗いといった感染予防対策が必要だそうです。

又、これは私見ですが、同居家族以外との会食(外食)においては黙食が大切なポイントですが、喫煙や喫煙室も同様に感染に最大限の注意が必要と思われます。

新型コロナに翻弄されています。

ある現場で新型コロナ感染者が出ました。

もはや、誰がいつ感染しても何の不思議がないと言われる状態ですが、流石に身近で感染者が発生すると大変です。

予め決めていた対応の方針に従って対応を行います。

・現場を閉鎖しました(お盆休み中でしたので混乱はありませんでした)

・感染者が接触した可能性のある場所を施工会社が早急に消毒

・感染者が接触した可能性のある場所を消毒業者が後日消毒

管理組合の修繕委員会と打合せし対応を検討しました。

・居住者向けのお知らせを配布 相談先の明示

・現場再開に向けた手順の確認、(結論は再開前に再度打合せ)

。工事工程の確認

・濃厚接触者の他、接触者した人の感染確認(居住者、管理員、工事関係者)

管理組合とは感染判明直後と現場再開直前に打合せを行います。

組合と施工会社の打合せ内容や対応策は事前に施工会社と確認しています。

おかげでお盆休みは2日潰れました。

現場はお盆休みで止まっていたので、休止にともなく混乱が無かった事や感染の拡大が無かった事が不幸中の幸いでした。

感染した工事関係者の回復と早期のワクチン接種を祈っております。
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