マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2022年01月

今回のまん延防止対策の影響

まん延防止対策の影響ですが、マスコミの報道を引用すると

デパートや、ショッピングセンターなどの商業施設には、入場整理やマスク着用の周知、利用者同士の距離を確保するなどの感染防止対策を求めます。

去年8月のように営業時間の短縮は要請しません。

札幌市の市営交通は、前回の「まん延防止措置」の際、地下鉄、市電ともに終電の繰り上げを実施しましたが、今回は繰り上げはしない方針です。

札幌市の円山動物園は、前回の「まん延防止措置」や「緊急事態宣言」のとき、入園を予約制にしていましたが、今回は予約をしなくても入園することができます。

また、博物館や図書館、体育館などの公立施設には、地域の感染状況に応じて、入場者の整理など感染防止対策を徹底することを要請しています。

そして学校に対しては、修学旅行や宿泊研修で、感染リスクの高い活動は慎重に検討し、道外の緊急事態措置区域やまん延防止措置の区域は旅行先にしないことを要請します。

また、校内で感染が拡大するケースが増えていることから、部活動は時間、場所、人数など活動を厳選し、感染対策を徹底することを求めています。

とのことです。

そのため、公共の会場を借りられず、工事説明会や総会の予定が変更になることは無いようです。

しかしながら、まん延防止期間中に予定されていた臨時総会が期間終了後に変更となった組合がでてきました。

工事説明会は「工事説明会資料をご一読頂き、納得頂ける方」「感染が心配な方」「健康に問題のある方」については無理にご参加をお願いする事はできません。

又、感染防止のために対策を万全のものとしたうえ、参加人数はできるだけ減らしたいのが、関係者の願いです。

まん延防止・・・の影響

北海道では、新型コロナウイルス感染拡大に伴い、まん延防止対策を申請しています。

1月27日から2月20日までの期間中に講じる対策の内容は、25日午後に決定します。

それによって、説明会の実施にも、影響が出ると思います。

直近の説明会は2月5日、次が2月19日、23日と続きます。

期間内の2回は、すでに説明会の案内を配っている物件もあります。

ここにきて、直前の対応、果たして間に合うでしょうか?

そもそも、説明会の開催ができるのか?

今の所、それすら、わかりません。

新型コロナ第6波下での大規模修工事説明会について

感染が収まりつつあった新型コロナですが、ここにきてオミクロン株のまん延もあり、第6波の感染拡大が発生し「まん延防止・・・」が発令されようとしています。

感染拡大が続きまん延防止策が発令されると、これまでの例ですと、ごく少数の居住者から感染を危惧し工事説明会・工事着工を「感染が収まるまで迄先延ばし」提案する声が上がる可能性があります。

しかしながら、施工会社には、コロナがまん延したこの2年間の「感染防止ノウハウ」の蓄積があり、万が一工事説明会を開催しなくとも、安心して工事ができる様に工事説明会資料を分かりやすく作っています。

どの組合でも、工事説明会参加者は全居住者の20%程度≒総会参加者の2倍程度ですので、残りの80%の居住者は説明会なしで工事に対応できています。
工事説明会をしないと大規模修繕工事が出来ない訳ではありません。

大規模修繕工事に対する質問は先行して実施する「居住者アンケート」で把握し修繕委員会と共に「大規模修繕工事Q&A集」を作成し全戸に配布する様にします。(説明会で回答した内容)

しかしながら、どうしても工事説明会に出席したいという人もマンションの中には、ごく少数います。

基本的には、工事説明会資料を事前配布し質問を受け、「大規模修繕工事Q&A集」全戸に配布するので、工事説明会に出席しなくても問題ないという旨を伝えた上で、事前に出欠を取り、申込者のみ出席可能として集会室で少数回実施することも、たまにあります。

工事説明会の打合せ

先週から来週に掛けて春着工工事の工事説明会のための打合せが続きます。

工事説明会は施工会社が主体となって工事についての注意事項、お願い事項をマンションの居住者に対して行います。

今まで安全に暮らしてきた住まいがが大規模修繕工事によって、工事現場となるわけですから、たくさんの注意事項とお願い事項事項が出てきます。

その注意事項を居住者の皆様に確実にお伝えするために工事説明会を行います。

又、工事説明会に際して全戸に注意事項とお願い事項をまとめた「工事の手引き」を配布します。

まず、施工会社がそのマンションに合わせた工事説明会資料(工事の手引き、仮設計画、工程表)を作成し、設計事務所がチェックします。

設計事務所のチェックに沿って、修正したものを元に管理組合、管理会社と打合せします。

そのマンションの居住者を代表して理事の皆様が、管理の立場から管理会社がチェックを行います。

このチェックも修正し、設計事務所が確認をしてから居住者に工事説明会の2週間前に配布します。

コロナと大規模修繕工事

年末に向けて減少していた新型コロナの新規感染ですが、年明けから一気に拡大傾向となっております。

これまでと同じく、新規感染者数の減少後にやって来た長期休みの後の増加です。

昨年 ある現場で感染者が出ました。しかし感染はそこから広がることなく、終息しました。

「感染者が出た」という事で、感染拡大を防ぐために大騒ぎとなりましたが、感染者が保健所から言われた内容は意外なものでした。

まず、「濃厚接触者」は定義が決められていて非常に限定的であることで、それ以外はPCR検査の対象外ということです。

仕事などでお互いの距離を取り、マスクをして対応している限り、対象にはならないとのことです。

(参考)国立感染症研究所感染症疫学センター「新型コロナウイルス感染症患者に 対する積極的疫学調査実施要領」では

「手で触れることのできる距離(1 メートル)で、必要な感染予防策なしで患者と 15 分以上の接触のあった者」とのこと

そのため、対症者は感染者の同居家族が中心となります。

感染した理由を聞き取ったところ、ほかの感染者とマスク無で話したそうです。

この条件からすると

「同居家族以外と会話を伴う飲食を共にすること」が「非常に危険な行為」であることが改めて分かります。

又、喫煙所もマスクを外してタバコを吸い会話をするため、同様に危険です。

そう考えると、大規模修繕工事で感染リスクが高い場面は、それほど多くありません。

工事関係者との対応はマスクをしている限り少ないと思います。

又、工事説明会も最近はどの会社の工事説明会資料も充実しており、わかりやすく作られています。

もしも説明会に出席しなくとも「居住者の注意事項」が分かる様になっています。

説明会自体も工事説明会資料を説明すことが中心です。

質問は文章で

説明会で出た質問は、「工事説明会Q&A集」を作成し着工前に全居住者に配布します。

感染リスクが心配な方は、出席しなくても支障はないかと思います。

新年あけましておめでとうございます。

新年あけましておめでとうございます。

1月5日から今年の仕事が始まっております。

今年の春物件は施工会社の選定、臨時総会が昨年中に終わっており、着工に向けて工事の契約、外壁タイルの試し焼きといった準備が始まっております。

秋工事についても施工会社の選定が進んでおり、施工会社のプレゼンテーション、臨時総会も進めて行きます。

昨年秋に調査を終えた物件は調査報告書をまとめ、設計に進んでいきます。

又、来春からの調査に向けた設計事務所の選定がこれから順次進んでいきます。

なにはともあれ、本年もよろしくお願い致します。
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