修繕積立金が大幅に不足してしまうマンションによく見られる設備は、暖房、給湯に大型ボイラーを入れ、セントラル方式としているマンションも積立金が不足となりがちです。
高齢者向けのケァの手厚いマンション、超高層マンションに多く、一般のマンションでもたまに見かける設備方式です。
建物の1階か地階に大きなボイラー室機械室があり、住戸の中に給湯、暖房用のボイラーが無いのが特徴です。
一見、個人の負担ではなくみんなのお金でボイラーの交換を行うので、得をしたように感じますが、地下室のボイラー、各戸までの配管、熱交換器は修繕積立金で交換する事になっています。
その分だけ、修繕積立金を貯めている若しくは高いのでしたら良いのですが、そうなってはいないケースが少なくありません。
特に問題できを付けなくてはならないのが熱交換器の所有区分です。
分譲時は、専有部に入っていた熱交換器の交換時期が近づいた築15年を超える辺りで「熱交換器を専有部から共用部に入れる」ことが総会で決められることがあります。
これは、熱交換器が個人所有のままだと交換時期を過ぎても交換しない方が出て来るので、全戸の熱交換器を共用部にして、確実に交換出来る様にするためです。
共用部になったので、熱交換器交換費用は、修繕積立金から支出されるので、その分修繕積立金は減ってしまいます。
なかには、「個人負担が無くなって良かった」と感じる方もいると聞いています。
そうではなく、熱交換器交換費用の分だけ、積立金を値上げしないと修繕積立金が不足します。
高齢者向けのケァの手厚いマンション、超高層マンションに多く、一般のマンションでもたまに見かける設備方式です。
建物の1階か地階に大きなボイラー室機械室があり、住戸の中に給湯、暖房用のボイラーが無いのが特徴です。
一見、個人の負担ではなくみんなのお金でボイラーの交換を行うので、得をしたように感じますが、地下室のボイラー、各戸までの配管、熱交換器は修繕積立金で交換する事になっています。
その分だけ、修繕積立金を貯めている若しくは高いのでしたら良いのですが、そうなってはいないケースが少なくありません。
特に問題できを付けなくてはならないのが熱交換器の所有区分です。
分譲時は、専有部に入っていた熱交換器の交換時期が近づいた築15年を超える辺りで「熱交換器を専有部から共用部に入れる」ことが総会で決められることがあります。
これは、熱交換器が個人所有のままだと交換時期を過ぎても交換しない方が出て来るので、全戸の熱交換器を共用部にして、確実に交換出来る様にするためです。
共用部になったので、熱交換器交換費用は、修繕積立金から支出されるので、その分修繕積立金は減ってしまいます。
なかには、「個人負担が無くなって良かった」と感じる方もいると聞いています。
そうではなく、熱交換器交換費用の分だけ、積立金を値上げしないと修繕積立金が不足します。