マンション大規模修繕日記

マンション大規模修繕業務に係わる日記です。

2023年06月

今週はバルコニー検査週間

春着工物件のバルコニー検査が今週19日から23日までの間に3件4回あります。

全てのバルコニーに入るため、当然、担当者だけでは間に合わず、社員総出で行います。

設計事務所のバルコニー検査の前に施工会社には、現場検査と会社検査を義務図けています。

2回の検査がされていない時は、検査しないことを通知しています。

つまり、一つのバルコニーを3回検査することになり、精度は向上します。

検査のたびにチェックテープの色を変えますので、バルコニーには3色のテープが貼られることになります。

施工会社のチェックテープは水色とオレンジ

設計事務所のチェックテープは赤です。

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2023年のバルコニー検査が始まりました。

2023年春工事のバルコニー検査が始まりました。

この検査物件は着工が3月初旬ですので、着工から約3か月かかっています。

それでも、同時期に着手した大規模修繕工事の物件の中では、一番早い検査です。

早春の着工は、積雪の除雪の手間と費用さえ厭わなければ、いくつかのメリットがあります。

仮設足場を組み立てる鳶さんは、3月上旬はそれほど忙しくないので、多くの鳶さんが集まり、短期間に組み立てることができる。

その後の工事の躯体補修、タイル工事、塗装工事、ウレタン防水工事も同様に各工種がそれほぽど忙しくない時期から着手できるので、職人さんがたくさん集まり、短期間に工事を進めることが出来ます。

その結果、当初の予定よりも1月近く工期が前倒しとなっています。

しかしながら、この方法のメリットに多くの施工会社が気付いてしまった様で、来春はこれほどの効果が無いかもしれません。

又、今年は3月上旬にほ積雪がとんどなかったため、スムーズに仮設足場の組み立てが進みましたが、例年なら除雪の手間と費用(追加費用になります)がネックとなり、管理組合と施工会社の工事費増のリスクとなります。

この方法は、工事費増のリスクを取れる、管理組合と施工会社には出来ますが、工事費増のリスクを避ける傾向が強い管理組合と施工会社にはできない方法です。

さて、バルコニー検査の結果ですが、こちらは、相変わらずチェックテープがたくさん付いてしまいました。

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秋工事外壁タイルの見本焼き2

タイムリミットが迫った、外壁タイル見本焼きの色ですが、四回目にタイルが焼きあがってきました。

前回のタイルに比べると、晴れた時に見ても曇った時に見てもかなり近い色となっています。

正面からだけではなく右斜め下、左斜め下からも見てみます。

ここまで来てやっとタイルの色を組合の理事の方にどちらにするか伺うことが出来ます。

しかしながら、毎回ここまで既存のタイルの色に近づけることができるとは限りません。

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