日常的な屋上点検すら難いマンションがあります。
最近は減ってきたのですが、建物の屋上に上がるために天井の点検口・ハッチを開けて、脚立を掛けそこから登っていかなくてはならないマンションがあります。
このようなマンションは私たちでさえ屋上へ上がるのがちょっと大変な位です。
これでは高齢な管理員さんは日常的に屋上へはなかなか上がれないかと思います。
屋内階段を延長して、屋上に出られるように階段室を設置したマンションに比べ多少建設コストが下がりますが、簡単に屋上に出られないデメリットは大きいと思います。
特に大規模修繕工事の時は、多くの職人さんが屋上防水を工事するために毎日屋上に上がらなくてはなりません。
更に職人さんの工具、材料の荷揚げが必要なので、天井の点検口・ハッチを使って工事することは、容易ではありません。
職人さんのの昇降、材料・工具の荷揚げを行うためにゴンドラを設置する施工会社もあります。
ゴンドラの設置費用は、一般の枠組足場の3倍位します。それを負担するのは、工事費を出す管理組合です。
「仮設足場に階段が付いているのだから、職人はそれを使わせろ」という人もいます。
しかしながら、今時、外部の仮設足場を地上から15階屋上まで、工具を持って上がるような職人さんはいませんし、そんな現場は職人さんから敬遠されます。
ちょっとだけでも、建物が建ったあとのメンテナンスや大規模修繕工事のことを想像できるなら、屋上に上がるルートが天井の点検口・ハッチしかないという設計にはならないと思います。
最近は減ってきたのですが、建物の屋上に上がるために天井の点検口・ハッチを開けて、脚立を掛けそこから登っていかなくてはならないマンションがあります。
このようなマンションは私たちでさえ屋上へ上がるのがちょっと大変な位です。
これでは高齢な管理員さんは日常的に屋上へはなかなか上がれないかと思います。
屋内階段を延長して、屋上に出られるように階段室を設置したマンションに比べ多少建設コストが下がりますが、簡単に屋上に出られないデメリットは大きいと思います。
特に大規模修繕工事の時は、多くの職人さんが屋上防水を工事するために毎日屋上に上がらなくてはなりません。
更に職人さんの工具、材料の荷揚げが必要なので、天井の点検口・ハッチを使って工事することは、容易ではありません。
職人さんのの昇降、材料・工具の荷揚げを行うためにゴンドラを設置する施工会社もあります。
ゴンドラの設置費用は、一般の枠組足場の3倍位します。それを負担するのは、工事費を出す管理組合です。
「仮設足場に階段が付いているのだから、職人はそれを使わせろ」という人もいます。
しかしながら、今時、外部の仮設足場を地上から15階屋上まで、工具を持って上がるような職人さんはいませんし、そんな現場は職人さんから敬遠されます。
ちょっとだけでも、建物が建ったあとのメンテナンスや大規模修繕工事のことを想像できるなら、屋上に上がるルートが天井の点検口・ハッチしかないという設計にはならないと思います。