回答書には、施工不良は認めるが
補修はできません。といったもの
です。

このほかにも
「外壁塗装のムラ」「塗装のはがれ」
といった問題点が竣工後発生し
補修をお願いしたそうですがが
対応はしてもらえなかったそうです。

2回目の大規模修繕時には既に
保証期間を超えていたために
補修してもらうことをあきらめ
組合が補修しました。

1回目の大規模修繕工事は設計
事務所をいれずに、組合主導で行い
施工会社選びでは、複数社から2社が
残り、値引き合戦となったそうです。

値引きを何度か行い、最終的には、
十数万円の差で決まったとのことです。

ここからは私の推察ですが
値引きを繰り返すうちに、利益が出ない
見積り金額になってしまったのでは
ないかと思われます。

そのため、工事の品質管理がおろそか
になってしまったのではないか?

もちろん、許される行為ではありません
が値引き合戦となると、受注側も意地に
なってしまい、引き下がることが出来ず
いつの間にか一線を越えてしまいます。

しかし、赤字を出してまで、仕事ができる
会社はありません。

会社が維持できないからです。
現場では、必要な金額に満たない実行
金額しか回ってこなくなります。

現場での行き過ぎた工事の合理化が
不良工事の背景にあったと推察されます。

施工会社を庇うわけではありません。
管理組合を責めるわけでもありません。

私にできるのは、同じ間違いを繰り
返さないように管理組合の方へ情報を
提供することです。

同様の不手際を防ぐためには、適正な
工事予算を作って見積もり金額の下限を
設定するか
(例えば弊社では建物の状況に応じて
予算の80%〜85%を目安としています)

複数社見積りを徴収して、他社との見積り
金額の差が大きいものは失格とすること
も必要です。