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1960年代の終わりに
フラワームーブメントという
世界的な運動があったそうです。

ヒッピーといえばピンと来る方
もいるでしょう。

ジャズもポピュラーミュージック
ですからその影響を受けました。

時代の寵児として大きく取り上げられた
のがチャールス・ロイドとこのアルバム
フォレスト・フラワーです。

ジャズ・フェスティバルのライブ録音です。

ジャケット写真のサックス奏者です。
ピアノがキースジャレット
ドラムスがジャック・ディジョネット
ベースがセシル・マクビー

後に、キースをはじめこの3人は
ジャズ界のスターになります。

演奏はすばらしく、ジャズ喫茶(古い)
で聴いてすぐに彼のファンとなりました。

ところが人気絶頂の時になんとビーチ
ボーイズのツアーに参加してジャズとは
縁遠くなりました。

そのため、一発屋、商業主義に走った。
キースを発掘したのが唯一の功績と
ひどいことを言われたようです。

その後、不動産の仕事をしていたようです。

しかし、1980年代の半ば、突然
ジャズの世界にカムバックしました。

そのきっかけとなったのが
ミッシェル・ペトルチアーニという
新人のピアニストです。

彼は、後にビル・エバンスの後継者
ともいわれますが、十代のデビュー
当時から自分のスタイルがありました。

ミッシェル・ペトルチアーニのファン
としてもこのあたりのいきさつを大変
面白く感じています。

ミッシェル・ペトルチアーニのデビュー
の影にあのチャールス・ロイドがいて
ジャズ・フェスティバルでフォレスト・
フラワーを演奏したとは・・・

更に、このアルバムを聴いたころ、まさか
自分がビーチボーイズの(イメージ悪い)
のファンになるとは思っても見ませんで
したし、彼が復活するとも思っても
見ませんでした。

世の中、いろいろと繋がっていますね。