マンション大規模の工事業者を大きく
分けると二つのタイプがあります。

ひとつはゼネコン(総合建設業者)と
言われ、一般には、大掛かりな
新築の建設工事向きと言われています。

もうひとつが、専門業者です。
防水、塗装業者がマンション
大規模修繕工事に特化した会社です。

ゼネコンは、資本金も多く大会社
が多く、専門会社は資本金が少なく
ゼネコンに比べると規模も小さいです。

専門業者ですが小規模な建築工事まで
対応できます。

かといってゼネコンがマンション
大規模修繕工事に向いていないかと
聞かれると、充分に実績のある会社
も少なくなく

専門業者だから、大規模な
マンションの大規模修繕が出来
ないのか?

ゼネコンを通さない分だけ
見積金額が安いのか?

といわれれば、そのようなこと
はありません。

つまりは会社の業態や規模では、
一概に決められないといえます。

では、どこに注目するのか?

ひとつは会社の経営の安定性です。

これは、防水、塗装といった工事の
多くは5年から10年間の保証が
付いています。

工事に何か不手際があった場合には
担当した施工会社の保証で直して
もらいます。

そのためには、会社の経営の安定性
が必要不可欠です。

具体的な方法は後日、お話します。

もうひとつ大切なことは、会社だけを
見るのではなく、現場監督がどのよう
な人か見極めることです。

大規模修繕に対する知識と技術を持ち、
住民に対する安全対策、細かな気使い
ができるか?といったことです。

更に大規模修繕工事にプライドを持ち
この仕事を楽しんでいるか?
めんどうな仕事を嫌がらないか?

このような点がポイントとなります。

では、そのような会社をどのように
探してゆくのか?

明日に続きます。