札幌は昨日の未明から低気圧の
通過に伴い大荒れでした。

この時期に低気圧が通過すると
天候は「大雪+強風」となります。

大雪だけだとそんなに怖くはないの
ですが、強い風が同時に吹くと
とんでもないことになります。

昨日は私 午前中、札幌市の中心部で
会議があり、午後は南の真駒内という
ところで説明会がありました。

機材もあったので車での移動となり
ましたが、その時間帯は暴風雪の
真っ只中でした。

映画の吹雪のシーンで目の前が真っ白
となる「ホワイト・アウト」と呼ばれる
状態そのものです。

間の前50メーター先どころか30メーター
先が全く見えません。

かといって路肩に停車すると後ろから
後続の車に追突されるのでのろのろ走る
しかありません。

そんな中でも、よほど急いでいるのでしょう
ガンガン飛ばす方もいらっしゃいます。

時間はかかりましたが何とか無事に説明会場に
到着し、説明会も終り吹雪が一段落した帰り道も
又、渋滞です。

風が強いと、雪が飛ばされ、一箇所に溜まる
いわゆる「吹き溜まり」が道路のあちらこちら
に出来ています。

その吹き溜まりは場所によって
50センチ以上になります。

車がぶつかると、前に進まなくなります。

しかし、道路の廻り全部が真っ白なので
車に乗っていると大変見えにくく、前方
に右折車両がいて、道路の左によると
吹き溜まりにぶつかってしまいます。

又、坂道では、トラックやFR(後輪駆動車)
が凍った路面と砂状となった雪でスリップ
してしまい立ち往生しています。

道路の雪が低温下で踏み固められると、砂状
に固まってしまい、砂地の上を走っている
ような状態になります。

こうなるとハンドルが利かなくなります。

また、道路が固まった雪ででこぼことなり
ハンドルを取られ、吹き溜まりへぶつかり
ます。

北海道の冬の悪天候は大変危険です。

こんなわけで私が車を選ぶ基準はなにより、
4輪駆動であることが最優先となります。

他の地域に比べるとスバルの車が多いと
思います。

吹雪の日は出歩かないのが一番です。