インターネットを調べてみますといろいろな答えが出ています。
一番多いのは、タイルの目地、もしくはひび割れから水がタイルの裏のモルタルにしみ込んでコンクリートとタイルの間に浮きが生じる・・・とあります。
それだけで浮くのかといえば、ちょっと疑問です。
タイルメーカーに聞き取りを行うと、新築時の工事に問題がが多い言われました。
タイルをコンクリートに貼るために、まず、コンクリートにモルタルを塗り平滑面を作った上にタイルを接着材が入ったモルタルでタイルを貼って行きます。
このときに、接着材入りモルタルがタイルの裏にあるアリ足に充分に食い込まないとうまく貼れません。
タイルを貼る前に接着材入りのモルタルが乾いてしまうと、アリ足にモルタルが食い込まないことがあります。
アリ足とは、タイルの裏面にある凸凹のことです。
この部分があるので、簡単にタイルがはがれ落ちません。