先日100歳を超えた祖母の話をしましたが、祖母の居る高齢者施設は、私の目から見てまさに至れり、尽くせりのすばらしい施設です。施設名はアートヒルズといいます。

建物もきれいですが、それ以上に職員さんたちのサポート体制の充実、帰省した折にたまにうかがうとすべての職員さんがいつも笑顔で挨拶をしてくれます。

とても感じがよく、いつも感心させられます。

大規模修繕の工事現場でも、評判の良い現場は、すべての職人さんが居住者の皆さんに元気よく挨拶をしています。

最初のうちは、遠慮がちだった居住者の皆さんもしばらく立つと大きな声で挨拶に答えてくれるそうです。

「おはようございます」「こんにちは」たったそれだけで、職人さんたちも「今日一日頑張ろう」「お客さんに喜んでもらおう」という気持ちになります。

事故は当然ですが、トラブルもなく、仕上がりも良いハッピーエンドな大規模修繕工事となります。

このようなお話を監理者として、工事が始まる前の修繕委員会のなかで現場監督さんにしています。

修繕委員の皆様も、現場監督さんもはじめのうちは半分信じられないという顔をしますが、工事が無事に終わり、笑顔のご苦労さん会となると

「職人さんの挨拶が良かった」というお話が出てきます。