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先日あるセミナーで設計事務所の皆様の前で、大規模修繕における設計事務所の役割についてお話しする機会がありました。

以前の私であれば、調査診断、設計、業者選定、工事監理といった枠内で技術的なお話をしていたと思います。

まとめると、写真のような内容になります。

でも、最近このブログをはじめたころから、ちょっと違うのではないかと思い始めるようになりました。

管理組合の皆様が、設計事務所に求めていることは、建築の技術的なことだけではないように思われてきたのです。

もちろん建築の技術的なことが、皆無というわけではないのですが、もっと巾が広く、奥深い内容が求められているような気がしてなりません。

たとえば、昨日お話した札幌でのセミナーアンケートの結果にもあるように、管理組合の理事の方は「建物の状況を知りたい」「設備の状況を知りたい」と思っています。

それでは、建物を調査して、組合に調査結果報告書をお届けすれば、組合の理事の方が満足するわけではありません。

報告書のままでは、組合員に伝わらないからです。

このような視点で、先ほどの写真を読むと不十分だということが分かります。