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一体いつ修繕を行えばよいのか?

それに向けて、理事会は何を始めればよいのか?

組合員にどのように伝えていけばよいのか?

こんなときに、だれにでも分かる証拠を示すことは出来ないものか?

その方法について、今日からちょっとお話していきます。


新築から10年すぎた前後から、管理会社から理事会「にマンション大規模修繕の準備がそろそろ必要です。」とお話があります。

まだ、10年目なので、まだまだ先のことだと感じるかたも少なくないですね。

12年目で工事を行うとしても、2年前からの準備は早すぎないか?
このように思われるのも無理ありません。

でも、10年目から「そろそろ大規模修繕の準備をしましょう」というのは決して早すぎるわけではないのです。

建物を調査して、30年間の資金計画を立てて、設計を行い、施工会社を選んで、工事の準備をする。これだけ約1年間かかります。

もしも、コンサルタント会社を入れるのであれば、この手前でコンサル会社を選びを行うことになり、選定の時間を見なくてはなりません。

調査診断から、施工会社の選定まで1年間、設計事務所の選定に3ヶ月かかるとしてもその前に管理組合の予算にコンサルタント会社に依頼する金額を確保しなくてはなりません。

つまり、管理会社さんが言うように大規模修繕工事の始まる2年前から具体的な準備を始めなくては間に合いません。

もしも、写真のような具体的な予定表があれば、信憑性が高まりますね。
言葉だけで説明しようとしても、なかなか上手く伝わらないですね。