電話やセミナーの相談会で理事長さんや修繕委員長さんから「組合員が組合活動に無関心なんです。どうすればよいですか」と相談される機会が少なくありません。

皆さん真剣に悩まれています。

私は「理事長さんは組合員の声に耳を傾けたことはありますか?」と聞きたいのですが、こんな失礼な質問は私でもなかなかできません。

中には「組合員の言うことをいちいち聞いていたら切がない」と心のどこかで思われる方がいらっしゃるかもしれません。

しかし、新築で入居したときに自分の建物に関心のない人はほとんどいないと思います。

先日もある管理組合の総会に同席しましたが、最近入居された方が出席されていました。

「初めてのことなので、興味がありました」というお話をされていました。

ところが、いつの間にか関心がなくなってしまう

これはなぜでしょう?

「ひとつの理由は自分の意見を聞いてもらえないから」という理由があります。

意外かもしれませんが人間は誰でも「自分の話を聞いて欲しい」要求があります。

ところが、家庭でも職場でも「ここでは何を言っても無駄」と思ってしまうと途端に関心を失ってしまいます。

そのため、建物の現状を報告するときには、資料の全戸配布を行っても必ず報告会を開催します。

また、調査診断に先立ち「建物アンケート」を実施し組合員の建物に対する改善要望を把握します。