震災地に家族がいる友人からの連絡がありました。

彼は今週末も仙台に戻りました。

家族のために冷凍・レトルト食品を目いっぱい買い込んで・・・

仙台ではコンビニは閉まったまま、スーパーも長蛇の列で買えるものが限られる状態が続いているとのこと。

宅配便がまだ、営業所止まりで、ご家族が入手困難なガソリンを使いそこまで取りに行かなくても良いようにとの配慮です。

このように被災地にいないと大変さわからないことがたくさんあります。

幸いにも水道は土曜日に復旧したそうです。

おかげで彼の家族は日課になっていた炊事、洗濯のための水汲みからやっと開放されました。

友人が以前勤めていた事業所を訪ねると、道路は復旧していても道路脇にはまだ、車などが折り重なっており、かなり悲惨な状況だったようです。

このような状況を聞くと、テレビや雑誌で伝えられる状況以上に地震という災害は広範囲で多くの人の生活に大きな影響を与えます。

住むところが無事であっても

食料の運搬手段がない

生活用水がない

これまでの生活の中では考えられないことが、地震災害では簡単にかつ広範囲で起こります。

災害支援では、命を救うことが第一優先となり生活の不便さを解消することは後回しになります。

普段から食料、飲料水の確保が大切だと改めて感じています。