ある設計事務所に勤める知人から相談を受けました。
彼の事務所でも大規模修繕の調査診断、設計監理を手掛けています。
現在営業中のマンションで管理会社と競合しているそうです。
「修繕委員会、理事会では、どちらにするか判断できず、組合員投票になりそうだ。
そうなると、長年付き合いのある管理会社が有利になってしまう。
どうすればよいのだろうか?」
こんな相談です。
この件の問題点は、修繕委員会がどちらの会社を選ぶのか決定出来ないことです。
本来、修繕委員会は理事会の諮問機関ですから、修繕委員会としてどちらの会社をパートナーとすべきかの結論を出すはずなのですが・・・
でも、私が思うにこの修繕委員は悪くはないと思います。
一番の問題は、友人の設計事務所が誰の目にも明確な「選はれる理由」を持っていないことです。
「プレゼンテーションでどのようなことをアピールしたの?」と聞くと
「わが社は設計事務所なので、漏水の危険性がある防水の収まりの改善に関してアピールした。ここがこのマンションの大規模修繕最大のポイントだ」と言うのです。
「管理会社と差をつけるために、防水に関する提案書を全戸に配ろうと思うが、どうだろう?」
この一言を聞いたときに、この問題の一番の原因がここにあるのだと感じました。
彼の事務所でも大規模修繕の調査診断、設計監理を手掛けています。
現在営業中のマンションで管理会社と競合しているそうです。
「修繕委員会、理事会では、どちらにするか判断できず、組合員投票になりそうだ。
そうなると、長年付き合いのある管理会社が有利になってしまう。
どうすればよいのだろうか?」
こんな相談です。
この件の問題点は、修繕委員会がどちらの会社を選ぶのか決定出来ないことです。
本来、修繕委員会は理事会の諮問機関ですから、修繕委員会としてどちらの会社をパートナーとすべきかの結論を出すはずなのですが・・・
でも、私が思うにこの修繕委員は悪くはないと思います。
一番の問題は、友人の設計事務所が誰の目にも明確な「選はれる理由」を持っていないことです。
「プレゼンテーションでどのようなことをアピールしたの?」と聞くと
「わが社は設計事務所なので、漏水の危険性がある防水の収まりの改善に関してアピールした。ここがこのマンションの大規模修繕最大のポイントだ」と言うのです。
「管理会社と差をつけるために、防水に関する提案書を全戸に配ろうと思うが、どうだろう?」
この一言を聞いたときに、この問題の一番の原因がここにあるのだと感じました。