先日、このブログでもご報告した、駐輪施設の入れ替えを行った管理組合の理事長様から

不具合があった自転車置き場の屋根と駐輪機械の手直しとそれに伴う保証期間の延長、追加工事が上手くいきましたとの報告がありました。

いや、めでたし、めでたしです。

今回の工事は250万円を越える高額な工事であったために、大規模修繕工事の中に入れると、工事会社に支払う経費だけでもバカに成らないので、組合が自力で発注した工事です。

大規模修繕の工事会社に任せれば、こんなトラブルには見舞われることもなく、無事に納品が行われたかと思います。と

しかし、経費が15〜20%掛かるのであれば、自分達で頑張るという決断は決して間違いではないと思います。

現に自転車置き場のほかにも、インターフォン、宅配ロッカーの入れ替えは、工事会社を通さずに無事に工事を終えて、経費を節約することが出来ました。

今回の自転車置き場も上手くいけば、パーフェクトだったのですが、工事業者がいまひとつでした。

本来であれば、大規模修繕工事に入っていない工事に設計事務所が関わるべきではないのも知れませんが、お客様が困っているのであれば助けるのが我々の仕事です。

もっと、我々が気をつけて、自転車置き場の配置計画の段階から、施工業者との打ち合わせに関わっていれば、もう少し違った結果になったのかも知れません。

さらに言えば、駐輪業者の選定の段階から関わっていれば、もっとスムーズに工事が出来る会社を選ぶことが出来たのかもしれません。

実はこの業者と管理組合が契約を行う段階で、アドバイスを求められ、「どうもおかしいことを言う会社だな」と気になっていたのです。

困ったことにこういう違和感は悪いほうに的中します。

今回は大規模修繕工事直後でもあり、理事長、副理事長から要望されたので、駐輪場の工事完了検査に立ち会うことが出来ました。

もしも、大規模修繕工事から1年後に行われたのあれば、我々が完了検査への立ち会う機会もなかったかもしれません。

施工会社があのいい加減な写真の状態であっても「これで間違っていません」と強く言えば、あのまま納品されてしまいました。

1年間が過ぎて、台風で屋根が壊れても保証範囲外になりかねなかったのです。

もっと設計事務所が具体的に管理組合のお客様の力となれる仕掛けが必要だと痛切に感じました。

プレゼンテーションでは「私達は、皆様のマンションの主治医です」と言って、契約をしているのですから・・・