昨年秋の公開の映画で見たかったのですが、日程が合わずやっと見ることができました。

札幌ススキノで活躍する探偵が主人公で、原作は札幌在住の東直己です。

発表されたのはもうずいぶん昔で、札幌の書店では話題になっていましたが、やっと日の目を見たと言う感じです。

私は読んでいませんでしたが

映画の公開にあわせ文庫本のフェアが行われ、読んでみたら大変面白くはまってしまい、全巻を読んでしまいました。

映画を見る前は読まないでおこうと思った原作まで読んでしまいました。

映画を見て感じた違和感がいくつかありました。

原作では探偵はデブという設定であるが、映画は痩せた大泉洋なのでデブネタが無くなってしまい残念。

ヒロインは小雪だが、原作はもっと若く軽く聡明ではない感じがした。ラストを考えると若く軽いほうが良い。

高田に愛車は原作では古いカローラであるが映画は古い外車 カルマンギア?ちょっと凝りすぎというか目立ちます。

原作では探偵は絶対に携帯電話を持たないが映画ではあっさり持ってしまう
しかし、ドラマの中であまり必然性を感じない。携帯は持たない方が良かった。

このあたりのディテールの違いって意外と気になります。それだけ、原作が良かったということなんでしょうね。