冬が近づき、そろそろ雪が降りそうになると北海道では蚊より小さく白い綿毛をもった「雪虫」が飛びはじめ、冬がやってきたことをしらせます。

ところが、東京では「雪虫」を見たことがありません。

札幌事務所からの「雪虫」の知らせにも「雪虫ってなんだ?」という反応です。

ネットで調べると「しろばんば」とも言うらしいですね。(井上靖の小説のしろばんばって雪虫のことだったと初めて知りました)

さらに驚くことに「雪虫という名の虫」はいません。

雪虫の正体は似ても似つかないですが、アブラムシ(バラとかに付く緑色の小さな虫です)の産卵前の形態だそうです。産卵後すぐ死んじゃうらしい)

このアブラムシも変わった虫で、オスがいなくても子供を生んじゃったりとかなり変わった生き物のようですね。