現在機械式駐車場22台のうち4台のアキがあり18台しか利用されていません。
18×7,000×12ヶ月×11年=1,663万円の利用料収入ですからこのままアキが続けば
赤字額は11年間で718万円にもなります。

このことを伝えた組合の方からは、将来に問題を残すなら機械式駐車場を撤去してしまえという声も出てきます。

早速試算してみます。

この機械式駐車場の撤去には400万円ほど掛かります。

跡地には8台の平置きスペースが確保できます。

月1万円の駐車利用料とすると

80,000×12=960,000 年間96万円の利用料が入ってきます。

機械式駐車場の撤去を行い11年後に残るお金は

80,000×12月×11年−400万円=656万円

なんと機械式駐車場は維持してもプラスマイナスゼロしかお金が残らないのに

撤去すると656万円のお金が残ります。

このまま、設置しておくと718万円の赤字

その差額が11年間で1,374万円にものぼります。

年平均にすると125万円 35戸ですと 1戸あたり年3万6千円弱
月額にすると3,000円の差 修繕積立金を値上げするのと同じ効果があります。

しかしながら「大規模修繕工事に合わせすぐにでも撤去しようか・・・」とはなりません。