本日、理化学研究所から所員の小保方氏の「世紀的な一大発見」発表からたった2ヶ月での「捏造」報道との発表がありました

テキストだけのニュースを見たときにはいくらなんでも、「エイプリルフール?」かと思いました。

論文も含め、「重大発表」前に社内で上司が精査しないのでしょうかね。

「重大発表」ってその会社の「顔」となる仕事のはずです。

建築業界で言ったら小保方さんと同じ30歳前後ですと早くて課長、普通は係長、主任クラスですから「その会社の顔となる仕事」には必ず上司がいて、確認を取りながら仕事を進めます。

いくら優秀な社員であって、中心として働くことはあっても前面に出て責任をとるのはその上司です。

研究者の世界はプロジェクトチーム単位で完結なのだから異なるのかも知れません。

しかし、なぜか、いまごろ論文の体をなしていないとか・・・
研究ノートが3年で2冊とか研究者として未熟とかズサンという調査結果を発表しています。

なぜ、今頃になって調べるのでしょうか?

所内審査とかはしないのでしょうかね?

そもそも、理化学研究所って日本ではトップの研究組織です。

それが「組織としてどうなんでしょうね?」という厳しい状況です。

これに似た話しを最近書きました。

例の分譲中止になり取り壊しが決まったマンションです。

日本でトップと言われる分譲会社、施工会社、設計事務所が揃った物件で起きた大問題

分譲中止になり、解体が決まったマンションの1件も合わせて、このような事件が起きることが10年前の4月1日に聞いたならいくらなんでも「エイプリルフール」=「ブラックジョーク」=「ありえない話し」です。

バブル崩壊後の「失われた10年、20年」と言われて久しいですが、実はとても大切なものが失われている気がします。