3月2日、都内の超高層マンションで火災がありました。

死者は出ませんでしたが、負傷された方が出てしまいました。

高さ31Mを超える超高層マンション自体は設計段階から「はしご車は届かない」という前提で設計されています。

火災が燃え広がらないような工夫や、避難がしやすいような工夫が建築基準法、消防法で規定されています。

避難に使う階段には、付室といって階段を火災から守る工夫がされています。

そもそも、高層の建物の火災で怖いのは、上階の避難が難しくなることと、火災がどんどん燃え広がることです。

この2点については、研究と対策がずいぶんと進んでいて、昨日の火災でも、火災がほかの家に燃え広がることはなく、上階の居住者が避難できないことはありませんでした。

消火についても、対策は取られていて、今回も大事に至る前に無事に消火することができました。

ただし、火災が起きた部屋の内部については、スピリンクラー等の消火設備は義務つけられていないため、燃えてしまいます。

外壁のすす汚れはが残りますし、消火の水が下階に流れ落ちてしまいますので、補修のための出費はあります。

水に濡れた部分は補修しなくてはなりませんし

美観上、何時までも外部が汚れたままというわけには行きません。