先日、超高層マンションの火災がありましたが、超高層マンションは従来のマンションと多くの点で違いがあります。

超高層の建物というのは、定義があいまいが、一般的に高さ100mまたは15階を超える建物を指します。建築基準法の構造的には、建物が60mを超えるか否かで考え方が変ります。

そういえば、大規模修繕を行なっていても、15階建てまでのマンションは多いですが、16階を越えるマンションとなると少なくなります。

そもそも、地震の多い日本には、超高層の建物はなかなか建てることが出来ませんでした。

ニューヨークの摩天楼といわれるマンハッタンに林立するビルの多くは19世紀後半から建ちはじめ、エンパイヤステートビルの竣工が84年前の1931年です。

日本で初めての超高層の建物といえば、47年前の1968年に建てられた「霞ヶ関ビル」です。36階建て147mの高さがありました。

その前に東京のホテルニューオータニがオリンピックにあわせて17階建てで高さ73mで建てられました。

その後は。1970年から80年代に新宿の副都心の高層ビル群や池袋のサンシャイン60といった多くの超高層ビルが建てられました。

建物の用途としては、事務所ビルやホテルが中心です。

このような経緯を経て、分譲マンションは、1976年に初めて21階建て分譲マンションが販売されています。

本格的に超高層分譲マンションが建てられたのは1980年代に入ってからです。

いわゆるウオーターフロント開発の中で大量に供されたのが、1990年代です。

大量供給からまだ25年しか経っていない比較的新しいマンションの形です。