このブログでも、何回か屋上点検の重要さをお話しております。

しかしながら、ごく、当たり前のことですが、屋上を点検するためには、まず、屋上に登らなくてはなりません。

クラシックなマンション(ビンテージマンション)では、屋上に洗濯物干がある場合も多いため、屋上へは、階段で容易に登ることができます。

このようなマンションでは、管理員さんに「毎月とは、言いませんが年に2回くらい屋上に登って、排水口に落ち葉やゴミが溜まっていないか点検してくださいね」と気軽にお願いができます。

しかしながら、25年ほど前から、屋上へは、点検口以外に登る方法がないというマンションが登場します。

25年前といえば、バブル経済の頃です。

恐らくは、工事費が急騰し、階段を1層分減らしコストダウンを図ったのでしょう。

いつの間にか、これが主流になってしまいました。

屋上にエレベーター機械室があれば、このような点検口という訳にはいきません。

油圧式エレベーターのように1階に機械室があったり、近年の機械室の無いエレベーターであれば、屋上へ登る手段は、点検口で済んでしまいます。

しかしながら、点検口しかないと、事実上、屋上点検はほとんどできません。

なぜかと言えば、管理員さんがご高齢であったり、女性であったりする場合はとても、点検口から屋上に上ることができないからです。

そのため、屋上に草が生えてしまったり、排水口が詰まってプールができていても、組合はだれも気がつきません。

かと言って、後から、階段を延長することもできません。

最上階から屋上へ外壁にタラップをつける程度しか改善方法がありません。

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