昨年来、長期修繕計画と修繕積立金についてお話しています。

耐用年数の短い、木造の住宅なら修繕費用が掛かるのが、分からなくはないけど、鉄筋コンクリートのマンションってどうしてそんなに修繕費用が掛かるの?という疑問をお持ちの方も少なくないと思います。

そこで、今回はちょっと、別の面からお話してみたいと思います。

建物のライフサイクルコストということばをお聞きになったことがありますか?

建物が企画、建設されてから、解体撤去されるまでの総額費用とその割合を示すものです。

詳しくは大手建設会社のホームページをご確認ください。

http://www.kajima.co.jp/tech/tatemono_sodan/admin_lcc/lcc/index.html

分譲マンションに関するものはありませんが、建設費のほかに建物維持費、管理費、光熱費などがかかります。

建物の用途によって、その費用、割合は変わってきますが、ここで大切なことは、どのような用途の建物であっても、建物の建設費と同じ位修繕維持費が掛かるということになります。

建設費が坪50万円の建物であれば、専有部20坪のマンションとすると、共用部も含めると建設費は1,200万円ほど掛かる計算になります。

それを一般にマンションの耐用年数といわれている60年で割ると、年あたり20万円となります。

年20万円ですので、月1万6千円となり、屬△燭蠅侶邀曚252円となります。

機械式駐車場があれば、これに加算されるので、費用はさらに上がります。

屬△燭100円前後の積立金では、まったく足りていないことが、分かるかと思います。