このブログを読まれている方で(そんな人はいるのか?とい突っ込みは置いておき)
施工会社選定で一番大事なことは、見積金額の安さ・・・という人は、いらっしゃらないと思います。

工事は契約金額なりの工事にしかなりません。

良い工事は高い。

施工会社は金額以上の工事はできません。

高いからといって良い工事とは限らない。

安い工事はそれなりの工事です。

つまり、安くて良い工事というのは、なかなかありえません。

という、これまで、ありきたりの当たり前のことを再三お話してきました。

また、昨今、大規模修繕工事で、1戸あたりの工事費が、100万円を切ることは、大型物件であっても相当難しい。まず、お目にかかったことがない。

大規模修繕工事の予算を1戸あたり100万円前後で計画していると施工会社から提出される見積金額にとても驚くと思います。

そんな状況で、見積もり最安値というだけで、施工会社を決めてしまうことだけは避けてください。

では、どのように考えればよいのか?

見積をお願いするときに、プレゼンテーションやヒヤリングで確認する項目をいくつか、提案書として提出頂くことが、見積金額だけで選定しなくて済む方法のひとつだと思います。