新築時の建物の問題が発覚したときに交渉を上手く進めるには、「瑕疵」という言葉を使わないほかにいくつかのポイントがあります。
私の経験から、代表的なものをいくつかご説明いたします。
1.感情的にならない。冷静に対応する。
2.真摯に対応する。欲張らない。
3.専門知識を持った交渉役に委託する
まず、感情的にならない。冷静に対応することが大切です。
大切な資産の価値が下がる危険性があり、怒りが収まらないのはわかりますが、問題の解決が目的ですから、感情的にならない方が良いです。
お気持ちはわかりますが、怒りをストレートに相手にぶつけても、ほとんどの場合、先方の交渉役は、仕事として指名されて交渉しています。
その物件の新築工事に対して、直接関係の無い場合がほとんどです。
特に汚い言葉や罵りといったものは、避けられた方がよいと思います。
また、「原因を明確にしろ」と相手に迫っても、原因を作った担当者や施工会社の現場監督は退職していることも、少なくなく、先方も「わからない」としか答えようがない場合もあります。
このような状況を先方が正直に「わかりません」と答えが返ってきても「不誠実だ」「誠意がない」と原因を追求しても、交渉は進みません。
実は、交渉の本質は問題が発生した原因を探ることではありません。再発防止が目的であれば原因の追求は有効ですが「現在発生している問題をどのように解決するか?」の方が大切です。
原因追求に時間を費やしても、問題は何も解決しません。
「原因を追究しないと、先方にどれだけ責任があるか判断できない」と言う方もいますが、今回の問題は交通事故の様に、双方に原因があるのではなく、建物に問題が起きている以上、先方にすべての責任があるという前提で交渉をしています。
先方も問題解決のために交渉に来たのですから、そのことは充分承知しています。
交渉の本質からぶれずに冷静に交渉を先に進めることが大切です。
組合にとっても、組合内部で集中して交渉に充てられる時間はそれほど、多くありません。
その理由のひとつは、組合の集中力に限界があります。
さらに、新築時の問題の多くは仮設足場が組まれてから発覚し、交渉を行っている間も仮設足場のレンタル費は掛かります。
私の経験から、代表的なものをいくつかご説明いたします。
1.感情的にならない。冷静に対応する。
2.真摯に対応する。欲張らない。
3.専門知識を持った交渉役に委託する
まず、感情的にならない。冷静に対応することが大切です。
大切な資産の価値が下がる危険性があり、怒りが収まらないのはわかりますが、問題の解決が目的ですから、感情的にならない方が良いです。
お気持ちはわかりますが、怒りをストレートに相手にぶつけても、ほとんどの場合、先方の交渉役は、仕事として指名されて交渉しています。
その物件の新築工事に対して、直接関係の無い場合がほとんどです。
特に汚い言葉や罵りといったものは、避けられた方がよいと思います。
また、「原因を明確にしろ」と相手に迫っても、原因を作った担当者や施工会社の現場監督は退職していることも、少なくなく、先方も「わからない」としか答えようがない場合もあります。
このような状況を先方が正直に「わかりません」と答えが返ってきても「不誠実だ」「誠意がない」と原因を追求しても、交渉は進みません。
実は、交渉の本質は問題が発生した原因を探ることではありません。再発防止が目的であれば原因の追求は有効ですが「現在発生している問題をどのように解決するか?」の方が大切です。
原因追求に時間を費やしても、問題は何も解決しません。
「原因を追究しないと、先方にどれだけ責任があるか判断できない」と言う方もいますが、今回の問題は交通事故の様に、双方に原因があるのではなく、建物に問題が起きている以上、先方にすべての責任があるという前提で交渉をしています。
先方も問題解決のために交渉に来たのですから、そのことは充分承知しています。
交渉の本質からぶれずに冷静に交渉を先に進めることが大切です。
組合にとっても、組合内部で集中して交渉に充てられる時間はそれほど、多くありません。
その理由のひとつは、組合の集中力に限界があります。
さらに、新築時の問題の多くは仮設足場が組まれてから発覚し、交渉を行っている間も仮設足場のレンタル費は掛かります。