大規模修繕の設計監理を委託した設計事務所が充分信用に値すると感じたならそのまま、有償で委託したほうがよろしいと思います。

なぜ、大規模修繕の設計事務所かといえば

1.すでに管理組合の皆様と信頼関係があり、経緯、状況がよく分かっている。

2.現状の建物のことを一番よく知っている建築の専門家である。

3.組合が充分に信頼に足ると感じたということは、有能だという根拠です。

あたらたにこの3点をより満たす、専門家はなかなか見つかりません。

ただし、委託費用を不当に安くお願いしたり、無償にしたり、成功報酬としてしまっては、先方が断る可能性が高いです。

目安としては、最低限1人工(1日8時間働くとして)5万円くらいはかかります。

これから始まる交渉の準備、交渉、手直し工事の監理等にかかる時間数を計算してもらい金額を決めます。

組合から発注するということは、この費用は組合負担なのか?と疑問をもたれますが、ほとんどの場合、新築時の分譲会社が負担してくれます。

しかし、当たり前のことですが、分譲会社が組合に支払い、組合から交渉役に支払という契約にしてください。

分譲会社から直接支払われるという内容では、支払われる保証がありませんから、受け手はいないと思います。

大規模修繕の設計監理を委託した設計事務所が頼りない場合・・・

うーん。困りましたね。

管理会社さんと良い関係でしたら管理会社さんにご相談してみてください。