大規模修繕工事の時には、建物の廻りに仮設足場を設置します。

この仮設足場は、外壁やバルコニーの仕上げ材の劣化を着実に修繕するために必要不可欠なものです。

仮設足場は高価で無駄なので、職人さんが屋上からブランコで修繕すれば、工事費の削減ができるという宣伝がありますが、それでよい工事が出来るかどうかは甚だ疑問です。

例えば、只今、足場解体前検査を行っています。

外壁タイルに浮きが多数発生していて、落下すると大変危険ですので、浮き部分を確実に直すというのが、今回の大規模修繕工事のテーマです。

そのため、仮設足場を撤去する前に、工事監理者である私が外壁タイルが適切に修繕されているかどうか、すべてのタイルを検査しています。

この検査は、仮設足場があるからできることです。

その結果、浮きの補修漏れが何か所も見つかりました。

補修漏れ部分はすべて記録し、確実に補修するように施工会社に指示を出しました。

腕章

腕章2

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