建物調査を行っていますが、関東地方ではあまり見ることができない劣化があります。

例えば、排水管の破損

そもそも、関東以南では、雨水排水管は硬質塩ビパイプです。

しかし、北海道では、塩ビパイプではなく、亜鉛メッキ鋼管です。

しかも、その亜鉛メッキ鋼管(鉄のパイプ)が凍害で裂けてしまいます。

管の中の水が、凍結膨張するので、鉄パイプがつなぎ目から裂けてしまいます。

鉄パイプは板を曲げて、筒状にして作るのが、よくわかります。

この事象は、珍しいものではなく、どのマンションでも普通に発生しています。

この状況では、直し様がないので、交換になります。

又、亜鉛メッキなので、表面の塗装がはがれています。

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