調査を行っていますが、寒冷地ならではの劣化が多数あります。

バルコニーの手すり根本の劣化です。

原因は、手すりの支柱が中空なため、結露で支柱内に水が溜まりそれが凍結して、支柱が埋め込まれた周囲のコンクリートを破壊(爆裂)します。

支柱内で水が凍結膨張して支柱までが膨らんでしまいます。

寒冷地特有の劣化です。

ほとんどのマンションでは、このような症状が出た場合は、1回目の大規模修繕の時に補修します。

15年ほど前から、工法が大きく変わり、このような劣化はほとんど見られなくなりました。

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