建物調査で見つけた、関東地方ではあまり見ることができない劣化ですが、これらを適切に直すことが、大規模修繕の一つの目的になっています。

例えば、バルコニー手すり支柱根本の爆裂

写真のように、支柱の根元に穴を開けて、樹脂を注入すると、再発を抑えることができます。

このような劣化が生じる原因は、手すり支柱内に結露等によって発生した水が根本に溜まり、その水が冬季間に凍結し膨張して、支柱周囲のコンクリートを壊します。

そのため、手すり支柱内に水が溜まらないように穴を開けて、樹脂を注入します。

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図2

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