春に着工したマンション大規模修繕の現場は8月末から9月上旬の竣工に向けて設計事務所検査が続いています。

北星1級建築士事務所の検査の特色として、バルコニー床のウレタン防水検査は、床を雑巾で拭きながて行うというのがあります。

床のウレタン防水に巻き込まれたごみの発見が主目的だと思っていましたが、実はもっと大きな効果があることに気が付きました。

それは、検査を行っている人の目線が大きく下がることです。

目線が高いとみることができない、壁と床の境界付近の状況も目線が低いとよくわかります。

写真のように高い目線では、わからない施工の汚れも、目線を下げることによって良くわかります。

図2

図1